精神薬

精神薬についても一番の問題はその科学的残虐性ではありません。
やはり一番の問題は親が自分たちの都合で子供の薬を増やしたり減らしたりするという愚行なのです。
精神薬を患者に飲ませ、増やしたり減らしたりする親は、自分がしつけと称して虐待していることと同じであることに気付いてはいません。
 
科学的残虐性についていえば、精神薬がすべて覚醒剤や麻薬の類似物質であることがそのすべてです。
これは薬学をやっている人間であれば常識であり、私も著書に記載したことそのままです。
しかしその中でも子供のクスリは覚醒剤的なものばかりです。
最も有名なのはコンサータですが、これは悪名高いリタリンの徐放剤でありメチルフェニデートですから、まさに覚醒剤そのものです。
またストラテラやパキシルもよく使われますが、これも抗うつ薬に属するクスリなので科学の上では、MDMAなどの覚醒剤に非常に近いものがあります。
またリスパダールやジプレキサなどもよく見かけますが、これもドーパミン関連性のメジャートランキライザーであり、しかもほかのホルモンにも作用するという非常にタチの悪い麻薬類似物質です。
 
このようなクスリを投与した場合、多数の子供は悪化するに決まっていますが、逆によくなったと思われる状況もあります。
しかしそれは当然なのです。
だって覚醒剤と似たような物質なのですから、覚醒剤を投与した直後に人間がどうなるかを考えてください。「その時」だけは集中力が増し元気になったように見えるかもしれません。
あとの反動や禁断症状や後遺症はもちろん親たちには興味のないことでしょうが・・・薬物学的な詳しいことは精神医学について記した拙著をお読みください。
 
<子供を守るためにより抜粋>
 
 
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