子供をスクールカウンセリングにかけること

子供を虐待するもっとも簡単な方法、それが精神科に通院させ精神薬を飲ませることについては述べてきました。
しかし教育や児童福祉において虐待はそれだけにはとどまりません。もっと簡単な虐待方法があります。
それが子供をスクールカウンセリングにかけることです。
 
スクールカウンセリングの場合、完全にすべてが悪いと言い切れないところに巧妙な詐欺のポイントがあります。
最近どんどん忙しくなっている教員の仕事を考えれば、子供の悩みを引き受けるカウンセラーがいること自体は悪くないとまで言いません。
しかし現行のカウンセリングはいくつかの点において既に狂っており、取り返しのつかない状況にまで陥っています。
 
一つは精神科に誘導するための入り口となっていることが挙げられます。
本来スクールカウンセラーが専門を名乗るなら、そこで問題解決できないとハナシになりません。
しかし彼らは結局のところ子供の話を聞くのがせいぜいであり、何一つ問題を解決できるわけではありません。
ちょっとでも手におえないとか難しいとかメンドクサイケースがあれば、サッサと精神科に送り込む、これが現代のスクールカウンセラーの基本的な行動パターンです。
 
二つ目に心理学自体の問題があります。
多くの人間たちは心理学が心の学問であり心をいやすための手法であると勘違いしているようですが、全くそのような歴史も経歴もありません。
心理学はずっと昔から精神医学の亜流であり、優生学と呼ばれる白人の学問の虜になっています。
それをスクールカウンセラーであってもほかのカウンセラーであっても、みな勉強して実践しています。
彼らに精神を改善させるなどできようはずがありません。
自分が学んだ学問の真の姿さえ知らないのですから。
 
三つ目はスクールカウンセラーは所詮大人であるということです。
これは違う言い方をすればしょせん最後は多数派の味方であり大人の味方ということになります。
さらに違う言い方をすればスクールカウンセラーは学校の味方であって子供の味方ではありません。
これは全員とまではもちろん言いません。
本来スクールカウンセラーに意義を見出すとすれば、子供と学校に起こっている根本的問題を明らかにし、学校や教師やPTAと対立してでも解決を見出すことこそが、その意義になります。
しかし現状ではどうやって「丸くおさめるか」ということが焦点となっており、その結果一番の犠牲者となるのは結局相談者である子供になります。
 
このようなスクールカウンセラーたちが子供の相談にのると本当にろくなことがありません。
まず子供たちはその相談によって、自分の頭に「何か悪いこと」が起こっていると思います。
次に自分自身がどんどん受動的となり依存的となります。
最後には自尊心がなくなり精神科に通うことになります。
これは結果的にみると何の問題解決にもなっていませんが、実は子供たちもその場その場においては満足していることがあります。
これが巧妙な罠であることに子供も大人も気づきません。
 
「心理学者」や「臨床心理士」など本来この世に必要はないのです。
なぜならずっと昔から人類の社会の中に心理士や心理学者など存在せず、それを治療する人など存在せず、コミュニティや人間関係こそがそれを治療してきたのですから。
あなた方はそれを忘れエセ科学にだまされているにすぎません。
 
だいたい子供の精神問題について考えるときに、親が専門家に頼りたいだなどと考えること自体、どれだけ無責任で愚かな選択肢をしているのか、もはや現代の親たちは考えることができません。
自分たちが愛があるとか子供を愛しているなどとホザクなら、どこまでも自分たちが子供の心に寄り添えばいいことであり、忙しいとか仕事があるとかわからないとか、そんなものはすべて言い訳でしかありません。
何か問題が起こった時にこそ、あなた方「親」の真価が試されているのです。
 
あなたはこれでも子供をカウンセラーにかけますか?
 
<子供を守るためにより抜粋>
 
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