熱性けいれんと感冒薬
熱性けいれんは発熱時に痙攣を起こすものですが、てんかんとは違うものとして古くから医学としても認知され、一回で済むことがほとんどなので焦る必要はない旨が、医学の教科書にも書いてあります。
しかし現代の小児科ではすぐに精神薬やてんかん薬や解熱薬を投与する傾向が顕著であり、熱性けいれんにてんかん薬は無駄であり、投与するリスクのほうが多いにもかかわらず、儲けのために薬の処方がされているケースがほとんどです。
そもそも熱性けいれんというのがなんであるのか、ほとんどの医師も患者も理解がありません。
これを西洋医学で考えても無駄でしょう。
また小児への投与は単に儲けの為だけではなく医師側の訴訟対策でもあります。
つまりガイドラインに従っておけば何かあっても関係ない、薬の副作用も後遺症も知ったことではないということです。
ガイドラインそのものが間違っていることについて、誰も考えることはありません。
風邪やウイルス性疾患や胃腸炎などで小児科にかかる親は後を絶ちません。
親たちは自分が子どもを真の意味では苦しめていることをわかっていないようです。
たとえば解熱鎮痛薬は重要な医原病薬であり、その薬を投与する意味はほとんどないといっていい物質です。
親たちはそのことについて真剣に考えたことがあるでしょうか。
人が発熱するというのは免疫を発揮してウイルスや菌を殺すためであるということは、私でなくても多くの医学者たちが指摘している原点です。
子どもが高熱になるのはエネルギー豊富なためもありますが、第一には免疫細胞が弱いため、高熱によってウイルスを倒そうと防御反応が働くからです。
よって子どもをよくしたい場合はその熱は薬で下げてはいけないわけであり、かわりに脱水やミネラル不足を上手に補うことこそ親の務めなのです。
しかし解熱鎮痛薬は体温を下げますので免疫力を下げウイルス性疾患を長引かせ、最悪はそのウイルス感染が悪化して死ぬことにさえつながります。
これは市販の感冒薬も同じであり、市販の感冒薬のほうが解熱成分以外も入っているので、より危険なくらいなのです。
たとえばある動物実験で細菌やウイルスに感染させた場合、何も飲まなければ死亡率は9.3%でしたが、解熱鎮痛薬を使った場合45.8%と五倍近く死亡率が上昇することがわかっています。
つまり子どもの熱があるからといってすぐに下げるということは、いい事をやっているふりをして実は虐待に近いのです。
さらにいうとども供用に販売されている風邪薬などはシロップが入っています。
これはもう子どもを殺すために開発されたといっても過言ではない商品です。
ちょっと調べればわかるこのようなことを、医師が勧めたからとか薬局で売っているからなどといって買うような親など、そもそも親の真の務めを果たしているとはいいません。
まさに毒親です。
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