「ネバネバ」糖は健康に不可欠!

再三にわたって糖質の危険性については話してきましたが、そんな私でも積極的に摂っている糖があるというと、驚くでしょうか?
「ムコ多糖」と聞いてもあまりなじみがないかもしれませんが、これは糖がたくさんつながったものの総称で、「ムコ」はラテン語の「MUCUS=粘液」を由来に持つ言葉で、「ネバネバ・ヌルヌル」を表現しています。
 
ネバネバ系といって思いつく食材といえば……? 納豆やおくら、山芋などが、このムコ多糖類に属します。
ほかにも、アンコウやドジョウ、ウナギ、ナマコ、スッポンなどの「ヌルヌル系魚」。
カレイ、ヒラメ、アワビ、カキ、魚の目玉の回り、フカヒレ、ツバメの巣といった「高級魚介系」。
このムコ多糖類には免疫力アップや血糖値調整、新陳代謝の促進などだけでなく、骨の形成促進、水分媒介による組織への栄養補給強化などの効果があり、難病治療にも役立つ可能性も指摘されています。
「あれほど糖は体に悪いと言ったのに、これは大丈夫なの?」と考える人もいるかもしれないですが、糖の害があるのは、砂糖や白米といった精製された直接糖の形で摂った場合です。
ほかの栄養素と一緒に取り入れることで体内で分解されてできる間接糖であれば、食べる量さえ多すぎなければ大きな問題ありません。
ムコ多糖類に属す食材は和の食材も多いですし、和のほかにも中華や洋風のアレンジなど料理のバリエーションも豊富な食材といえます。
 
私も居酒屋などに行った際は、納豆やおくら、長芋、漬物、卵、海鮮などを混ぜて食べる「ばくだん納豆」をお酒のあてによく注文します。
どんぶりにすれば、子どもも楽しんで食べられるのではないでしょうか。
 
<あなたを殺す食事生かす食事より抜粋>
 
 
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