和食の定食は栄養の宝庫

すでにご存じの方も多いでしょうが、あらためて「まごわやさしい」は、どういうものか、ここでも紹介しておきます。
 
ま(まめ)=豆類
ご(ごま)=種実類
わ(わかめ)=海藻類
や(やさい)=緑黄色野菜、淡色野菜、根菜
さ(さかな)=魚介類
し(しいたけ)=きのこ類
い(いも)=いも類
 
日本には昔からおなじみの食材ばかりですし、和食の定食でも定番ではないでしょうか。
「玄米ごはん、わかめとしめじのみそ汁、納豆、さといもとにんじんの煮物、ほうれん草のごま和え、あじの塩焼き」なんていう定食メニュー、ありそうですよね。
家庭料理でもそう難しいレシピではないはずです。
 
私自身は、先にも言いましたが、豆類は納豆や味噌など発酵したものをよく食べることを心がけていますが、実は大豆にはフィチン酸という生物毒が含まれています。
このフィチン酸は鉄や亜鉛、マグネシウム、カリシウムといった重要なミネラルの吸収を妨害するのですが、納豆や味噌になると、フィチン酸は消滅してしまうのです。
大豆が発酵する際に生じる乳酸菌がフィチン酸を食べてくれるからなのですが、この乳酸菌は大豆に含まれる糖質までもエサにして分解してくれる役割があります。
ですので、豆類を食べる際には、良質なタンパク質と食物繊維、腸内最近の働きを良くする微生物(乳酸菌や納豆菌)を含み、大豆に含まれる毒も消し去ってくれる、「納豆」「味噌」「しょうゆ」「テンペ」などはオススメ食品です。
 
<あなたを殺す食事生かす食事より抜粋>

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