子供が病気になった時はどうするか

これは一言でいってしまえば真弓定夫氏のような小児科医を見つけておくこと、ということになるでしょう。
そのような意味ではほかのすべての小児科医は薬を使うことを前提にしており、かかる必要はないとさえいえるかもしれません。
ただしたとえば重度のてんかんになったり意識障害になったりしたときに、かかるなとは言えませんのでそのような害をもたらさない小児科医をあらかじめ見つけておくことが重要です。
 
しかし、それだけでは親として不安だという人もいるでしょう。
であるならば、一番大事なことは自分が「家庭医」になることの重要性です。
これは現代では専門思想ばかりがはびこり、すぐに病院にかかるよう洗脳されていますが、ほんの50年より前は何千年も常識的なことでした。
 
代替療法を中心として家庭の医学としてお勧めできるのは、東条百合子さんなどが推奨する日本風の自然療法と、ホメオパシーになろうかと思います。
また、一時的であれば東洋医学を使うことも推奨しますが、よく勘違いされるのが漢方は安全であるということです。
漢方の生薬は安全でも何でもないこと、本来の漢方は長期的に飲むようなものではないことはぜひお知り頂ければと思います。
 
自然療法に関していうとその名の通り自然の植物や食べ物を薬代わりに使います。
これはもともと食べているものと同じなので非常に安全性が高いです。
たとえば自然療法では「すぎな茶」をたくさん使うそうですが、出血、膀胱炎、結石症、感染症、ガンなどにつかわれるそうです。
 
痛みや怪我がある時には、枇杷の葉を使った治療をします。
痛いところに枇杷の生葉を当てて、その上から「こんにゃく温湿布」をしますが、これも食品と同じレベルですので安全性に優れています。
 
胃腸炎などの場合は自然療法でも断食を重視します。
嘔吐下痢には少量の「梅肉エキス」を使うこともあるそうです。
喉が渇く時には、①黒炒り玄米スープ、②三年晩茶、なども使うとか。
 
自然療法とは言えないかもしれませんが、殺菌の効果ある緑茶を少しずつ飲むようにしたり、落ち着いたら梅肉を300mlの水とお鍋に入れ、150ml位になるまで煮出す。
その煎じ汁をゆっくりと飲む(なめる事から始める)とよいそうです。
これらも日本の古来から伝わる古い知恵であり、現代にも応用が利くものです。
 
ホメオパシーについては私はホメオパス(ホメオパシーを使う治療者)ではないのでその人々に任せるしかありませんが、これも同様に安全性が高く効果が期待できる代替医療です。
レメディと呼ばれる希釈溶液を使いますが、これには科学的な有効成分が入っていません。
それでも効くのは思い込み効果だけでなく波動医学的な要素が入っているからですが、それについては今後科学的な解明が為されていくでしょう。
 
東洋医学については日本古来のものでもあり有効性は医師間でも認められつつありますが、昨今の東洋医学はビジネスに強く走っている感があり、私は最近推奨していません。
もともとは優れた考え方を持つ流派ではありますが、本来の漢方は長く飲むものではなく下薬をほんの一時だけ飲むということが主体です。
東洋医学の原点も同様に食医同源であり食べ物であるということは忘れてはなりません。
 
もっとも重要なことは医師にかかるということではありません。
一番重要なことは親がよく勉強し、その病気とその症状は必然であってありがたいものであると考えることができるかどうかにあります。
風邪で熱が出るのはないといけないのです。
同様に胃腸炎で下痢をするのもないといけないのです。
吐き気もじんましんも痛みも本来なるべくして起こっているのであり、そこで安易に病院にかかることをこそ第一に避けねばなりません。
 
<子供を守るためにより抜粋>
 
 
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