食べないということ

食べないということは可能だろうか?
理論上は難しいに決まっているが、実際に食べないで生きている人はこの世にたくさんいる。
これが理論上破綻するのはすべて医学や栄養学を信じているからだが、科学的にまったくわからないわけでもないようだ。
たとえば「不食の人々」でネット検索すればいくつもの実例が出てくる。
それらの中には国家調査機関が研究した事例がいくつもあり、決して眉唾なものではない。
ただ日本人にそれを実行せよと言っても大半はムリであり、しかも日本人がやっている不食の多くは不食ではなく粗食とか小食とかのレベルでしかない。
 
ここで言いたいことは、不食でも生きれる=食べ方に正しさなどがあるということ自体嘘、ということを示すとともに、日本人はまず粗食について見直せということである。
栄養学的に考えれば粗食であることは体に悪いことになりかねないが、粗食であるということは健康にも寄与するし、結果的には地球に対しても寄与することになる。
日本人の多くが粗食になるだけでスーパーやコンビニで山のように廃棄される食材は減ることになる。
 
ちなみに有名なガンジーは一時フルータリアンだったようだが、その後は以下のような食事を心がけたとされている。
 
現地で栽培された野菜を食べる
自分の口に入れるものは、自分で調理する
度をこして食べないように、小さなボール皿で食べる
祈りながら、食べる
 
ここでもやはり粗食の考え方が登場している。
ひとつ科学的な話をするが、ウィスコンシン大報告というものが存在する。
これはアカゲザルを使った食事法の研究だが、70%にカロリー制限したアカゲザルは100%飽食群に比べ、1.6倍に生存率が長くなり、加齢による病死が1/3に減り、癌や心臓病死が半分未満に減り、糖尿病死に至っては前者は0であるという結論であった。
 
<医者いらずの食べ方より抜粋>
 
 
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