甘いものが食べたい

甘いものが食べたい。切実に。
甘いものだけではない。ラザニアも食べたいし、フォカッチャもピザもクロワッサンもラーメンもたこやきも食べたい。

……急に何の話?食べれば……?と思われると思うので、経緯をざっくり話そうと思う。

漠然と花粉症みたいな症状が続いていた

時は浪人の10月。
成績は特に悪くもなく、安定していた。が。
体調が芳しくなかったのだ。
頭も思うように回らない。こんな状態で試験を受けたくはない。
別に、いかにも風邪!という症状が出てくれたわけではない。頭は霞がかったように回らず、やや鼻づまり気味。しかし、熱は大してなく、咳もさほど出るわけでもない。頭が回らないというのも日常生活は送れる程度。
耳鼻科に行っても、なんとなくムコダインだけ出されて終わりそう。とりあえず、食生活から見直そうか、と母が言ってくれた。

当時、朝食は毎日冷凍ピザだった。単に楽だったんだろうし、ぼくも好きだったから喜んで食べていた。そこをまず変えた。体調はすぐによくなった。
「もしかして、小麦の遅効性アレルギーってやつじゃないの?」母は言う。初めて聞く言葉だけど、どうやらそういうのがあるらしい。医療者でないぼくにはわからないが、仮に違ったとして、小麦食を減らすことにそこまでのデメリットもないから、反対する理由もない。好きなものが食べられない以外は。

こうしてぼくは「小麦アレルギーっぽい人」になった。

米を、食う。

米食が増えた。朝は納豆ご飯、昼は親子丼、夜は秋刀魚。そんな日々に急に変わった。
小麦禁とか置いておいても、健康的な食事に変わったな、という感じがした。
体調もすこぶるよくなり、成績もさくさく伸びた。最後の1ヵ月半で数物化が40点くらい伸びたのはいい思い出だ。

無事大学に受かり、新生活を前にして、疑問が湧いた。「自分は本当に小麦アレルギーの気があるのだろうか??」

体験と、検査

もはや仔細は覚えていないが、いくつか小麦食をして体調を崩した記憶がある。直近だと、セットでついてきた水餃子を「ひとつくらいなら大丈夫でしょう!」と口にしたら、飲み下す間に食道がぞぞぞっと泡立つ感じがしたことがあった。大学に入ってから、似たような経験を年に数回繰り返しているから、きっとだめなんだろう……と思っている。

しかし、大学四年の頃、本郷の保健センター経由で依頼した小麦アレルギーの検査では陰性。あれはなんだったんだろう。

これら2つの相反する結果を抱えて、どうしていいかわからずにいる。いや、アレルギー科に行けという話なのだが。

本題:アレルギー科ってどこに行ったらいいんですか??

さて本題。
ここからは是非、Twitterのみなさんの豊富な 知見の力をお借りしたい。

アレルギー科を標榜する小病院というのは、「学生時代アレルギー科専攻だった医師が院長の内科の病院」
というのが非常に多い。「アレルギーの検査をしてほしい!」と言ってかかっても、漢方薬を出されて終わりというオチが簡単に見える。たとえこちらがゴネて検査してもらったとしても、陰性が出たら「よくわかりませんねぇ」で終わってしまうだろう。

では大病院に行くか?生活に困っているわけでもないのに。世の中には、ラーメン屋の換気扇の排気口の風を浴びるだけで命に危険が及ぶような重度のアレルギー患者が山ほどいる。彼らを差し置いて、大学病院のアレルギー科の予約枠を埋めるのか?

……という2つの問題で、アレルギー科にかかりづらく困っているわけです。できれば、アレルギー専科の小病院で、最後まで面倒見てくれそうなところを見つけたいなぁ……と思っております。どなたか思い当たるところあれば、是非教えて頂きたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?