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「ことなみ未来館」指定管理継続署名運動の背景と時系列および個人的見解

追記:2023/3/27
この記事の情報は2023/1月末時点のものです。より詳細な状況について、以下報道をご確認下さい。

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国民民主党推しのUtoka(@utoka_da4)です。今回は、香川県仲多度郡まんのう町の「ことなみ未来館」に関するお話です。

▼おしゃべり版はコチラ(内容は同じです)

今、「ことなみ未来館」の施設運営を巡って、指定管理者の継続を求める署名運動が行われています。


「ことなみ未来館って?」
「指定管理者の継続ってどういうこと?」
「なぜ署名運動まで起きているの?」

…と、色々な疑問もあろうかと思います。

そこで本稿では、まず、この「ことなみ未来館署名運動」の背景と、何が起きているのかをご紹介します。そして記事の後半では、この問題に対する僕なりの見解を書いていきます。


本論に入る前に、僕のスタンスを明確にしておきたいと思います。

「署名運動が起きている」というと、何か、まるで誰かを糾弾するようなイメージもあるかもしれません。ですが本件に関して、僕は、誰かを責める気持ちは一切ありません。また、この問題に関わっている多くの方も、「糾弾しよう」「悪者をやっつけよう」とは思っていないと受け止めています。

本件に関して色々調べました。何か、ちょっとしたすれ違いが起きちゃっていませんか?と。そういう風に思えます。

僕自身、大学時代に文化政策学を専攻し、地元の市文化政策課や公共施設運営者、文化芸術団体等とも様々な取り組みを行ってきた経験があります。そうした経験から、少し申し上げたいこともあって、今回、筆を執りました。

そうした見解は記事の後半で述べますが、まずはその前に、この問題が一体何なのか、何が起きているのか、確認していきましょう。

香川県随一の過疎地域・まんのう町

まずは、話の舞台である「まんのう町」について、かんたんにご紹介します。

「ことなみ未来館」のある香川県仲多度郡まんのう町は、県内随一の過疎地です。人口17,610人、世帯数7,449世帯(2023年1月1日時点)。大きな町ではありませんが、豊かな自然と文化を誇る町です。

名物のひまわり畑も見事な限り。写真をぜひ見ていただきたいので、まんのう町公式サイトより引用でご紹介します。

オリジナルのWEBドラマ「まんのう町のひまわりちゃん」もあります。素敵です。

ユネスコ無形文化遺産に登録された、伝統芸能「綾子踊」にも個人的には注目しています。おそらくは歌舞伎の源流とも言えるエッセンスが…とお話したいところですが、とても長くなるため、別の機会にしましょう。

ともかくお伝えしたいのは、まんのう町は過疎地ではありますが、でも、良い町なんだということです。

過疎地だからといって地域の未来を諦めることは決して無く、きっと楽しみながら、時に悩みながら、それでも未来へバトンをつないでいこうと。そういう気持ちを持った人たちが集い、それぞれの立場で、それぞれの考えを持って、日々を歩んでいる町。そういう町に、僕には見えます。

あと、こちらの「まんのう元気プロジェクト」。ホームページ、ぜひ見て下さい。

ものっすごく魅力的なスポットやグルメ情報が満載です。個人的には、特にグルメのページを見てほしいですね。本当に美味しそうで、ずっと見てます。本当にこれを見て頂いたら、町を盛り上げようと取り組む町の皆様の姿も、想像できるように思います。

「ことなみ未来館」とは

さて、そんな素敵な町・まんのう町にある「ことなみ未来館」。一体どんな場所なのか、こちらも簡単にご紹介します。

ことなみ未来館は、香川県まんのう町琴南地区にあるコミュニティセンターです。といっても、いわゆる公民館のようなイメージとは、かなり雰囲気が違います。まずは写真をご覧ください。

ぬくもりを感じる、暖かな空間が広がっています。

この「ことなみ未来館」は、2016年に歴史の幕を下ろした「琴南中学校」の建物が活用されています。

元学校ならではの魅力を活かした、きれいで、懐かしくて、そして居心地の良さそうな施設ですね。

この「ことなみ未来館」は、2022年度現在、指定管理者制度により、一般社団法人「ことなミライ」に管理運営が委託されており、「ことなミライ」が実質的な主体として運営を行っています。

ことなみ未来館の取り組み

ことなみ未来館の活動には、大きくわけると、二つの取り組みがあります。これは公式の分類ではありませんが、僕なりの解釈での分け方になります。

1:地域の有志団体等による活動や体験事業など
2:現在の運営主体である「一般社団法人ことなミライ」による独自施策

どちらも素晴らしい取り組みです。簡単にご紹介します。

有志団体による活動や体験事業など

一つは、この施設を拠点として活動する、地域の有志団体による活動や、ことなミライ夢工房、いとのこ体験教室、木育広場、自然史博物館などの体験事業です。有志団体による活動の例には、高齢者部会、スポーツ部会、文化活動部会、農業部会があります。

https://www.town.manno.lg.jp//archives/004/202105/6ae14d828ee4eafb55ca4af1c6e2eccc.pdf

地域の人々が官民を越えて助け合う様子が見て取れます。また、高齢者向けのサポートサービスや農業イベントから、ユーチューバー教室やドローン講座など、驚くほど幅広い取り組みが行われています。香川県でも指折りの過疎地域まんのう町の公共施設で、ユーチューバー教室まで開催されています。先進的な取り組みに、素直に驚きました。

運営主体「ことなミライ」による独自施策

そしてもう一つは、ことなみ未来館の運営主体「一般社団法人ことなミライ」が独自で取り組んでいる施策です。

たとえば、子どもから高齢者まで、地域の人々が分け隔てなく寛げる談話室づくりです。twitterから、写真をいくつかご紹介します。

これらの写真からは、本当に、地域の人々の憩いの場、つどいの場として、暖かな交流が自然と生まれる空間になっていることが汲み取れます。

この他にも、

・免許を返納された高齢者のための「お買い物ツアー」
・24時間の時間外対応
・利用率の低い教室を活用した「ちびっこ広場」
・書籍や玩具、マルチメディア機器、マッサージチェア、WiFiなどの整備
・月1回の独自イベント
・格安ドリンクの提供

といった独自施策を展開しています。

「ことなみ未来館」の評判

こうした様々な取り組みもあって、「ことなみ未来館」は、地域の人々のみならず、近隣地域の人々からも、高く評価されています。

いくつか調べましたので、ご紹介します。


「ここまでのサービスを無料で受けられる施設はほかに無い。まんのう町はすごい。」
「子ども目線でいろいろなものが揃えられており、安心して利用できる」
「フリーWiFiと電源もあって、子どもを遊ばせながら快適に仕事もできる」
「子どもからお年寄りまで、みんなが実家のように居心地よく過ごせる場所」


なかには、「地域の誇りです」と評価する声もあります。

一般社団法人「ことなミライ」の紹介

さて、ここで少しだけ、「ことなみ未来館」の現在の運営者である、一般社団法人「ことなミライ」をご紹介します。

ことなみ未来館 施設管理者 【 一般社団法人 ことなミライ 】

 ■設立 令和2年10月29日

 ■所在地 〒766 -0202 香川県仲多度郡まんのう町中通838番地 (旧 琴南中学校)

 ■役員 代表理事:木村年秀(造田歯科診療所 所長)
 業務執行理事:幡多正樹(マサキフィルム 代表)
 事務局長:丸岡三紗(造田歯科診療所 主任)
 理事:白川智代(株式会社トータルライフネット 代表)
 監事:湊髙春(まんのう町社会福祉協議会 副会長)

https://kotonamirai.business.site/

一般社団法人とはなっていますが、実体は、たった5人だけの小さな組織です。業務執行理事の幡多正樹さんと、事務局長の丸岡三紗さんが、「ことなみ未来館」の館長とスタッフを務めています。

今何が起きているか:「ことなミライ」の指定管理者解除

さて、こうした素晴らしい取り組みを行っている「ことなみ未来館」ですが、今、その形が変わってしまいそうになっています。それが、一般社団法人「ことなミライ」の、指定管理者の解除です。

簡単に説明します。

この「ことなみ未来館」は、指定管理者制度という法律に基づき、「ことなミライ」に管理を委託しています。この委託を受けて、「ことなミライ」は、ただ単に施設を管理するだけでなく、先に紹介したような独自施策を、積極的に展開しています。

しかしながら、昨年(2022年)秋ごろ、「ことなミライ」の指定管理者が解除されると伝えられました。つまり、これまで運営に取り組んできた「ことなミライ」が、今後一切、「ことなみ未来館」の運営に関わることができなくなるという決定です。

これは「ことなミライ」側も事前にまったく知らされておらず、打診や話し合いの場なども無く、決定が行われたような形だったと聞いています。

「ことなミライ」の指定管理者解除によって何が生じるのか

では、この「ことなミライ」の指定管理者解除によって、いったい何が変わるのか。これを見ていきましょう。

まず、まんのう町による公式の説明は、以下の通りです。公式発表のため、正確を期して、引用にてご案内します。

まんのう町琴南地域活性化センター(ことなみ未来館)は、その運営管理を指定管理者に委託しておりましたが、令和5年3月31日をもって指定期間が満了します。これをもって、令和5年4月1日からは町が直営事業として運営管理を行います。 町の直営事業になった場合でも、琴南地域活性化センターで現在活動している高齢者部会、スポーツ部会、文化活動部会、農業部会及び利用団体等は、これまで通り活動を行う予定です。ことなミライ夢工房、いとのこ体験教室、木育広場、自然史博物館などの体験事業も引き続き実施して参ります。 なお、町の直営事業に移行することにより、令和5年度以降の開館日を週3日から週6日(火曜日及び12月29日から翌年の1月3日までの日を除く)の午前10時から午後4時に増やす計画です。 今まで以上に住民の皆様をはじめ多くの方々が利用しやすい施設になるように努めてまいります。

https://www.town.manno.lg.jp/entry-2986.html

WEBアーカイブ:https://megalodon.jp/2023-0126-0207-42/https://www.town.manno.lg.jp:443/entry-2986.html

一方、ことなみ未来館の現館長である、幡多正樹館長による説明は、以下となっています。こちらも正確を期すため、引用にてご案内します。

https://twitter.com/MASAKIFILM/status/1595037175263166466

簡単に解説します。
先ほど、ことなみ未来館の取り組みを、以下の2種類に大きく分類しました。

1:地域の有志団体等による活動や体験事業など
2:現在の運営主体である「一般社団法人ことなミライ」による独自施策

このうち「1」の部分については継続されるものの、「2」の部分、つまり「ことなミライ」による独自施策に関しては、行えなくなる、ということです。

町側の説明では、「1」の部分が継続することが説明されており、「ことなミライ」側の説明では、「2」の部分ができなくなることが説明されています。

「ことなミライ」の指定管理者解除を受けての反応(時系列)

さて、この「ことなミライ」の指定管理者解除を受けて、さまざまな反応が巻き起こりました。その中でも、指定管理継続を求める運動を中心に、反応を時系列で整理してみましょう。

2022年11月:町側への問い合わせ(複数人・複数回)

まず、「ことなミライ」の指定管理の解除の理由などについて、複数人がメールにてまんのう町側に問い合わせを行いました。その際の回答は、以下の内容だったと明かされています。

https://twitter.com/hatocotoco/status/1592724210824392707

同年11月19日:国民民主党 山本さとし香川県議による同館視察

この問題をいち早くキャッチした国民民主党香川県の山本さとし県議が、「ことなみ未来館」を視察しました。その後も、県議会議員や候補予定者らによる視察が何回か行われています。

こちらで確認できた訪問・視察は、以下の通りです。

・山本さとし県議
・白川よう子元県議(秋山時貞県議からの代理)
・米田優高松市議員候補予定者(2回訪問)
・沼田ゆき宇多津市議員候補予定者
・いど裕子県議員候補予定者
・氏家孝志県議
・竹林昌秀まんのう町議
・合田千佳子観音寺市議
・三宅しんご参議院議員

同年11月23日:署名運動開始

「ことなミライ」の指定管理継続を求めるオンライン署名活動が開始されます。その数日後、まんのう町でもオフラインの署名運動が開始されました。

同年12月22日:「まんのう町琴南地域活性化センター(ことなみ未来館)の運営について」が町公式サイトに掲載

先ほどご紹介した、「まんのう町琴南地域活性化センター(ことなみ未来館)の運営について」が、町公式サイトに掲載されました。

2023年1月22日:自民党 三宅しんご参議院議員による視察

自民党の三宅しんご参議院議員(香川県選挙区・元外務大臣政務官)が、同館を視察に訪れました。

同年1月24日:署名提出の延期

26日に予定されていた署名の提出が延期となりました。これに伴い、一旦は締め切られた署名活動も延長されています。(本稿執筆時:2023/01/26現在)

本件に関する個人的な見解

さて、ここから少し、本件に関する僕の個人的な見解を述べさせて頂きます。

まず、現在の「ことなみ未来館」の在り方は、まさに指定管理者制度のモデルケースと言っても良いほど見事なものであり、「ことなミライ」だけでなく、まんのう町政の優れた舵取りの成果でもあると、僕は評価しています。

遡ること1990年代、日本の文化政策は、大変な窮地に陥っていました。
「これからは文化の時代だ」といって、日本中に大量に文化施設を作ったものの、利用率が一向に上がらない。バブルも崩壊して、世の中の景気も悪い。手厳しい「ハコもの行政」批判も受ける中で、新しい文化政策の在り方、文化施設や公共施設の在り方を、本当に手探りで模索していた時代です。

そうした中で、やはりこれからの文化施設・公共施設は、ただハコを構えて、「みなさん利用して下さい」と呼びかけて、事務手続きをするだけの運営ではダメだと。もっと地域に積極的に関わり、さまざまな文化体験を提供し、また、人々と共に作り上げていく、そうしたソフトパワーを持った地域に根差した公共施設に生まれ変わらなければならない。そういった方向性にまとまっていきます。

しかし、ここで問題が起きました。

どうやって?

なにしろ、ソフトパワーを持った施設運営といっても、そのノウハウが行政には無いのです。そこで作られたのが、平成15年、地方自治法改正により創設された「指定管理者制度」です。ノウハウのない行政が無理にやろうとしても、できないのだから、民間の力を借りましょう。こういったコンセプトですね。

そして、この制度がまさに現実社会の中で動きはじめた、という時期に、僕はちょうど、文化政策学を学びながら、地元市役所の文化政策課や文化芸術関係団体の仕事を手伝っていたわけです。

「民間の力を借りる」といっても、カンタンではない

「民間の力を借りる」といっても、簡単なことではありません。手を挙げてくれる人がいない。文化施設の運営のノウハウや、文化芸術イベント、ワークショップなどのノウハウを持った人がいない。

手を挙げてくれる事業者がいても、評価が難しい。地域の理解を得られるかもわからない。「企業に良いように利用されるだけではないか」という厳しい目も向けられている状態です。

じゃあ、やっぱり行政で頑張ってみようか、という方向性に舵を取った自治体もあります。また、こうしたノウハウを持った人材の育成からスタートした自治体もあります。

指定管理者制度はできた。民間の力を借りることは制度的には可能になった。でも実務上は、それですぐに解決するわけじゃないんですね。だから、制度がスタートした後も、本当に多くの自治体が、多くの文化施設や公共施設が、まだまだ苦戦しています。

「どうすれば、しっかりと地域に貢献できる施設運営が実現できるのか」「どうすれば、地域に根付いた、人々に喜ばれる公共施設になれるのか」と、本当に頭を悩ませ、試行錯誤を繰り返しています。

とりわけ過疎地域や、小さな自治体では、予算も十分にありません。専門家やノウハウを持った企業を誘致すると言っても、なかなか来てもらえない。「わが町では無理だ」と、諦めてしまっている地域もあるでしょう。

まんのう町ことなみ未来館は、貴重な成功事例

こうした本当に厳しい状況を俯瞰してから、もう一度、前半でご紹介した「ことなみ未来館」の取り組みと、その評判を思い出して下さい。

どこからどう見ても成功事例ですよ。これは。
ものすごい成功事例です。

他の自治体、特に過疎に悩まされている自治体から見たら、もう、喉から手が出るほど…本当にうらやましいと思うはずです。

そして、この成功の要因は、少なくとも二つあります。

行政の理念や、まちづくり・地域づくりのビジョン、地域のニーズに深い理解があり、かつ、献身的に取り組める運営主体が必要です。

そして、その運営主体を心から信じて、「あなたたちに任せます」と託せる、懐の深い行政が必要です。

このどちらが欠けても、絶対にうまく行きません。
この二つが揃ったからこそ、「ことなみ未来館」は、地域のみならず、近隣の方々からも喜ばれる、本当に素晴らしい施設になった。どちらが欠けても、こうはならないんですよ。

だから、「ことなミライ」さんも素晴らしいし、まんのう町の皆様も素晴らしいんです。

まんのう町の皆様へ:胸を張って下さい

まんのう町の皆様、ぜひとも胸を張っていただきたいと思います。

「わが町はこんなに素晴らしい施設運営を実現したのだ」と。
「子どもから高齢者まで、地域を越えてみんなが集う、そしてみんなの居場所になる、大きな大きな“文化の樹”を育て上げることに成功したのだ」と。

これができなくて、みんな困ってるんですよ。

21世紀の日本にとって、都市部だろうが過疎地域だろうが、これは必要なものなんですよ。地方選の候補(予定)者、地方議員、これをやりたくて、やらなきゃいかんと覚悟を決めて、生活も仕事もかなぐり捨てて、政治の世界に飛び込んでる人、山ほどいますよ。その覚悟を共有して、必死になって支援してる人も、山ほどいます。

でも、実際なかなか難しくて、できなくて、みんな本当に頭を抱えているんです。

こういう本当に難しいことを、まんのう町の皆様は、成し遂げたのが事実なんです。今、いろんな気持ちや考えをお持ちの方もいらっしゃると思います。難しい立場に立たれている方もいるでしょう。

ですが、まずは一旦。

「わが町は、これが実現できたのだ」と、ぜひとも胸を張って頂きたいと思うのです。

【ご提案】まず一旦、話し合いの場を設けてみては

ここで、僕から一つ、ご提案です。
ここまでの時系列を見て思ったのですが、これ、話し合いの場がここまで設けられてないように見えるんですね。

まんのう町、素敵な町です。
「ことなみ未来館」の在り方。うらやましいほど見事です。

みなさんが、話し合って解決できない、打開策を見つけられない、ということは、僕には想像できません。

おそらくは、ちょっとしたボタンの掛け違いか、すれ違いか、何か誤解が生じているか、だと思います。

あくまで僕が見た感じではありますが、双方とも「譲歩する余地がまったくない」という状況ではないと思います。決定的な対決や決裂を望んでいる人もいないはずです。

何より、この問題を巡って、この素敵なまんのう町が分断されてしまうことだけは、本当に、絶対に避けて頂きたいのです。それが僕の願いです。

こんなに素敵な町で、素晴らしい取り組みをされていて、なんで分断が生じなきゃいけないんですか。そんなおかしなことには、ならないと、僕は信じています。

おわりに

最後に、ここまでお読み頂いた皆さんに、二つ、呼びかけをさせて下さい。

一つ。まんのう町、ことなみ未来館。「行けるよ!」という方は、ぜひ遊びに行って見て下さい。そして、ことなみ未来館だけではなく、まんのう町を満喫してみてください。

これからの季節だと、菜の花が見頃じゃないでしょうか。
国営讃岐まんのう公園、おすすめです。

あとは、お蕎麦ですね。もう絶対に旨いから。「島ヶ峰そば」。
まずロケーションがすごいですよ。天空の地・島ヶ峰。絶対見てくださいリンク先。

この場所でね、お蕎麦ですよ。絶対にうまい。
上記サイトの「グルメ」タブにも、美味しいお店の情報がたくさん載っています。

そして二つ。ことなみ未来館、「ことなミライ」の指定管理継続を求める署名。こちらも、できればよろしくお願いします。ただ僕としては、なんというか「怒り」で署名するのではなく、「もうちょっと、別の方策を探ってみませんか?」という呼びかけに一筆添えるようなイメージで、署名して頂けたら良いのかなと思っています。

お読みいただき、ありがとうございました。