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Boss No.i 詫びラッシュ

utimeです。

親愛なる勇者の皆様、この度はパズルボスラッシュにご参加いただきありがとうございました。

まずはお詫びから。今回はBoss No.3, No.8, No.9の3つにわたり不備を発生させてしまい、多くの参加者の皆様を混乱させると同時に、パズルへのイメージダウンにもつながりかねない失態を犯してしまったことをお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。上記のパズルボスラッシュのリンク先から各ボスに挑めますが、No.3に挑む際は上部に記されたお知らせを必ずお読みください。No.8, No.9は修正済みです。


そんな中Twitter上では、お詫びのしるしに詫びラッシュを求める声が上がり、多くの賛同を得ました。

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これは作るしかない。何のためにutimeを温存(?)してきたのか。

温存といいつつNo.8の問題2ですでに作問済みではあるのですが。

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というわけで、このお試し版解体新書では、このパズルについて色々語っていこうと思います。まずは今回の作問意図からお話しします。まだ解いていない方はこの間に考えておいてください。

No.8のボスはインストラクションレスでした。インストレスは「ルールを見つけるひらめき」という他のパズルでは味わえない解き味を楽しめるパズルである一方、9つのインストレスをすべて解かないとクリアにならない今回のシステムにおいて、ひらめきを問うのは特にソロ参加者に厳しいと考えました。8割の人がひらめくルールでも、9問すべてひらめく確率となると単純計算で1割程度まで落ちます。

この辺の考え方は作者次第で、例題も面白く仕上げたい人もいれば、やっぱりひらめきを問うパズルにしたい人もいてもよいと思い、上の私の考えは内に秘めたままにし、結果多種多彩なNo.8が生まれました。ボスについても同じかもしれません。サイズや難易度を揃える手もありましたが、各作者が自由に作問できたからこそ、作者の個性がより顕著に表れたイベントになったのではないかと、私は思っています。


それでは、例のパズルの解説に移ります。名前をつけるなら「オセロ」ですかね。ルールは以下のとおりです。

①盤面の空マスのいくつかに白丸を配置する。

②どの丸も、縦横斜め方向に「白黒黒・・・黒白」と並んだ丸の列の一部に含まれるようにする。複数の列に含まれていても構わない(例題2行目2列目の黒丸や1行目3列目の白丸参照)。

③白丸は縦横斜めで隣接しないようにする。

②は作問意図通り、見れば分かるルールになったかと思いますが、③がやや分かりにくい要素。例題の下半分を使って露骨にアピールしましたが、パズルに不慣れな人には見えにくかったかもしれません。


というわけで、お待ちかねの詫びラッシュのパズルはこちら。

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ペンパくんのリンクはこちら。使い方ですが、モードは記号、サブは図形の円の大、パネルはONにするとよいと思います。仮置きモードはありませんが複製はできます。

解けたらこちらに、矢印の行に入った "しろまる" の個数を上から順につなげて半角数字で入力してください。不備があるかどうか、Twitterのタイムラインを常時確認するのは現実的でないという意見がありましたので、不備等があった場合もなかった場合も、必ず開始後1時間半後頃にその旨をtwitterで公開いたします。

開始後1時間半経ったら見てください


最後に告知です。なんとパズルボスラッシュの解体新書が間もなく公開されます!解体新書とはイベントやパズルの誕生秘話や裏話、あるいはパズルの解説に至るまで、内容盛りだくさんでお届けするコンテンツです。今回の記事はそのお試し版だったわけですが(解体新書の本編にはボスはひっついてきません。そうしないとエンドレスになってしまうので)、ほとんど作問していない私は寄稿する程度ですので、この雰囲気の記事が好きな方も性に合わない方も、是非解体新書を手にとってもらえればと思います。


ボスでもあり解体新書でもある微妙な立ち位置の記事、公式開催でもなく非公式開催でもない微妙な立ち位置のボスとなってしまいましたが、「面白ければヨシ!」の精神で気楽に読んで気楽に討伐してもらえれば幸いです。

それでは。