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幸せすぎてよく分からなくなった日


4/12(金)

今日は嬉しいことがあって忘れたくないので、帰宅して睡魔と、アルコールを飲んだ代償の頭痛と闘いながら、急いでこれを書いています。

追記:結局睡魔と疲労には勝てなくて、翌日になりました。



今日、先日辞めた職場の同期とご飯に行った。

4人のうち私を含む2人が辞めるということで最後にまたご飯行こっか〜となり、年度末バタバタしてしまい新年度にもつれ込んだ形。

赤羽で待ち合わせるとさっそく、お店に向かうよりも先に、職場に残った側の2人が私たちに餞別をくれた。

本当は私たちを先にお店に入れて、後からプレゼントを持ってサプライズ登場しようと目論んでくれていたらしく。
言われてみれば連絡した時やけに先にお店に向かわせようとしてたけど、鈍感な私は「駅で待ってるよ!」なんて言ってぼけーっと待ち合わせしてしまった(私のバカ!)。
(でも何その目論み嬉しいじゃーん)

こんなあらたまってプレゼントなんて、もらう機会なかなかないからなんだか照れてしまうけど、本当に嬉しい。

大きな紙袋に水色基調の花束と、プレゼントがいくつかとメッセージカード。
私、水色の花束大好きだから、嬉しかった。
(いや、暖色系も結局のところ大好き、これ本当)

後日追記:葉っぱとカスミソウは1本ずつ吊るしてドライにして、残りはシリカゲル法頑張ってみる

そのままお店に入って、飲みものすら来る前に紙袋を開ける。
中には、私っぽいと選んでくれたチンパンジーのマグカップ🦧と、それで飲んでねとハーブティー。
もう1人の子はまたぜんぜん違う花柄のマグカップで、控えめに言ってそっちも死ぬほど可愛いかった。

2人のセンスに乾杯。
2人のセンスに脱帽。

開封式もほどほどに、お酒とご飯を嗜みながら前の職場のこと、今年度はどうだとか新しい人はどうだとか、上司がこうとか先輩がこうとか、同期会における公式みたいな話をたくさんした。
それから、辞めたもう1人の同期の新しい挑戦のこと、私の新しい仕事のこと(これは、転職したかった理由が今叶えられていて皆にもっと話したい)、今度の食堂は広いとか、休み期間に行った旅行のこととか、色々な話をした。

そして時間は過ぎて、私がお手洗いから戻ると皆がお会計の準備をしていた。
本音、もう終わりかぁ…と寂しい気持ち。
でもすごく楽しい会だったから、2次会はあるのかなと淡い期待を抱きながら、満足感いっぱいで店を出た。


赤羽の飲み屋街、雑居ビルの2階の出口から階段を降りようとした時、前を歩いていた同期の驚いた声が聞こえる。
その声にびっくりして、何かと思って階段の先を見たら_

後輩が、後輩が、お花を持って皆で待ってた。

会いたかったをすぐに口に出せない瞬発力のなさに頭を抱える。
覚えてないけど私「びっくりした」以外に何言えたかな。
もっと嬉しさとか気持ち、ちゃんと言葉にしたいのに、こういう時ポンコツになるのが嫌だ。

でも後輩たちのその顔を見て、胸がいっぱいとはこのことかと思いました。
自分で思っていた以上に、私にとって大切な人たちなんだ。

皆で歩いた時間、意外と混んでて手当たり次第いろんな飲み屋に電話をかけた、普段なら鬱陶しいあの時間が妙に心地よくて、しばらく忘れないと思う。
こんなに待ち遠しくて幸せな2次会はなかった。

心なしか今までよりも砕けてたくさん話すことができて、最後までそれはそれは楽しく過ごしました。
写真もたくさん撮って、地下のお店で電波が悪くて交換できなかったインスタも、駅で無事に交換して。
混み合う電車に皆で乗って、帰りました。



突然嬉しいことが起きたから何時間たってもまだよく分からないけど、自分が送られる側でこんなに祝ってもらったり本当にびっくりなサプライズがあったりしたのはこれまでの人生で初めてで、皆に新しい幸せな景色を見せてもらいました。

大きな紙袋いっぱいのプレゼントを用意してくれて、あえてお揃いじゃなくそれぞれに似合うものを選んでくれて、後輩たちにも声をかけてサプライズを考えてくれた同期。

慕ってくれて、わりと突然の誘いだったらしいのに残業切り上げてお花まで用意して皆で駆けつけてくれた後輩たち。

もらった花束に劣ることなく、今日みた景色が色鮮やかで幸せすぎて、満たされすぎて、生きていればこんな良いことあるんだと思えました。
月並みだけど、出会えてよかったし、このメンバーでよかったな。仲良くなれてよかった。

サプライズ待ちの後輩たち。間違えて知らない人にやろうとしちゃって、きゃっきゃしてる動画、の写真。
めんこいかよ
いただいたものたち



同期。

私は3人の存在にずっとずっと救われてきた。
地域の医療を支える、緊急患者の受入れ業務に勤しむ、誇らしいことではあるけれど思い描くものとはかけ離れていてモヤモヤしてた私の毎日に、彩りをくれたのはいつも同期。
仕事の愚痴もさることながら、私たちはこれからどんなふうに生きていきたいか、何が好きで何が嫌いでどんなことをしたくて、どんな夢があって。
そんな、きっと20代前半特有であろう脆くも希望に満ちた、上の世代の人には恥ずかしくて恐れ多くて言えないような話を、心ゆくまでできたのが同期でした。

私たちが大事にするものはそれぞれ違うけれど、そのそれぞれを当たり前に認め合って、たくさん話して、皆で大切にできたことが幸せでした。
人生に対する私の希望は、皆に守られてたよ。

(さいごに)

私が私の中で1番大事にしているのは、「人の繋がりを大切にする」ということ。
私は周りの人に支えられて幸せをもらって生きているから、そんな人たちをこれでもかってくらい大切にして生きていく。
それは感謝を込めたお返しという意味でもあるし、それによって自分自身が満たされるということでもある。
これまでもこれからも変わらない、私の要素。

今日は、その喜ばしさを十分すぎるくらいに感じられた日でした。
勘違いでもいいや。

最近よく聴くこの曲に心を任せて、愛おしさをポケットにしまっておくね。


あのね 僕のポケットの未来の君はね
いつも笑ってるんだよ

タイムパラドックス/Vaundy


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