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高みの見物            ――画像しりとりはじめました (#37)

(#36)敵か味方か→「たか」→高みの見物

〽タンタンタターンタ
ーれも知らにゃい
知られちゃいけぇーにゃいぃー♪……ってか


さてと…これ、どうやって降りたらいいんにゃ?


そもそも、どうやって登ったんやねん、て話でもあるが( ̄∀ ̄)

ただ、人間もそうだけど、高所作業等でハシゴなんかを登る際、登る時は割と平気で上までサクサク行けるけど、いざ降りようとすると、見下ろすその高さにビックリして足がすくんで一歩も動けなくなる……なんてことはよくあることで。

なので、ネコもやっぱり降りる時の方がコワいんやろなぁ…という想像はつく (まして、四足歩行だしねぇ (*1))

*1:まして、四足歩行だしねぇ:四足歩行で下方に移動するのって、実は想像以上に恐怖感を伴うものだったりする。四つん這いになって階段を下りてみれば、人間でもイヌやネコの恐怖を体感できるので、興味をもたれた方はぜひ、お試しあれ。
(なお、その際に階段から転げ落ちて身体的・精神的に傷を負ったとしても当局は一切関知しません( ̄∀ ̄))

ネコくんが口ずさんでいる歌は、アニメ『デビルマン』のEDエンディング、『今日もどこかでデビルマン』。
なぜこの曲なのかは、実際の映像を見ていただくと一目瞭然だ。

そう、オープニングで、赤い鉄骨の高所 (おそらく東京タワー) にたたずみ下を眺めるデビルマンをカメラがパンしつつ徐々にアップ。

何を見ているのかは分からないが、心持ちアンニュイな表情にも見える風情で見下ろすそのさまは、物理的にもまさに「高みの見物」である。

このイントロ部分はけっこう印象的なシーンであり、もう遠い昔の話でコンビ名すらも忘れちゃったのだが、女芸人さん二人のコンビで、このシーンを再現した小ネタがあったのを今でも覚えてたりする( ̄∀ ̄)。

にしても、久々に聴いたけど、やっぱいいわぁ♪(*´∇`*)♪
哀愁がっつり漂っていて、湿気しけた歌が大好物の自分の中では、今まで見てきたアニメやドラマのEDエンディングの中でも間違いなく三本の指に入る名曲に位置していると思う。

それはそうと、ラスサビのリフのあたりで、岸壁に佇む不動アキラ、その左胸に「A」てイニシャルの入ったダサ……個性的なシャツ、それ一体どこでうたん?ww


『デビルマン』といえば、名曲の誉れ高い EDエンディングとともに、OPオープニングの方も有名である。

そして、この『デビルマンのうた』、何度聞いても気になるのが2番の歌詞

「デビルチョップは パンチりょく

である。
チョップはどう頑張ってもチョップなのだ。パンチにはなれない。

そもそも、この部分の一連の歌詞は、冷静に見るとけっこう首をかしげたくなる、というか、ビミョーににズレたラインナップだ。

デビルチョップは パンチ力
デビルキックは 破壊力
デビルアイなら 透視力
デビルカッターは 岩くだく

デビルチョップは パンチ力
――とっぱじめからがいきなりかましてくれている。
しつこいようだが、チョップは決してパンチではない。

デビルキックは 破壊力
――まだ解る。ぜいたくを言うなら、パンチ力同様、破壊力はあくまで単位だ。破壊力 (パンチ力) が高い、まで表現できてこそ、その強さが解るというものである。ただまぁ、そこは歌詞の世界なので割愛&暗黙の諒解ということでよしとしよう。

デビルアイなら 透視力
――ちょっと毛色がちがう能力でニュアンスを変える。デビルマンの能力の多面性を表現する素晴らしい歌詞ともいえる。個人的には、他のはいらんからこれだけ欲しいとまで思える魅力的なスキルでもある (まぁ、お下劣)。

デビルカッターは 岩くだく
――いや、そこまできたら「○○りょく」でそろえてもばちは当たらないだろうに。まぁ、「岩くだ」でギリ脚韻をキープできてるので、歌詞的には一応、セーフと言ってもいいかもしれんが。

それより問題なのは、「デビルカッター」の方。
「カッター」という名称からおおよその想像はつくが、実際にはベルトのバックルから三日月形の刃状のカッターが何枚も発射される、という武器である。「砕く」というよりはどう考えても「切り裂く」代物だ。

そもそも「岩を砕く」なら、デビルチョップでもデビルキックでもできるだろうに。むしろ「砕きたい」なら、カッターよりキックだ。多少譲ってみてもカッターよりはチョップの方が、まだ砕くという結果には近いはずである。
ていうか、そもそも論になるのだが、チョップもキックもカッターも、全部「破壊力」でよくね?(笑)

そして、直後に「悪魔の力 身につけた」とコーラス付きで高らかに歌い上げているが、チョップとキックなら、悪魔の力を借りずともちょっと強めの格闘家でもフツーに持ち合わせているようなスキルではなかろうか……。


――とまぁ、ある意味、重箱の隅つんつんな疑問やケチは一旦横に置いとくとして、それとは別にこの主題歌のより大きな疑問点が一つある。

それは実際にこの曲をカラオケで歌った時のことだ。

2番を歌い終わったところで、普通に間奏に入ったので
「へぇ、3番もあるのか」
そう思って間奏が明けるのを待っていた。
まぁ、アニソンに3番、ヘタすりゃ4番まで存在するということは、そう珍しいことではない。無論、テレビでは流れていないので歌詞は初耳ではあるが、メロディは一緒なのだから無問題モウマンタイ。余裕でかまえ、実際に滞りなく歌い終えた。

……が、歌ってて妙な違和感というか既視感デジャヴュを覚えた。
気になったので、帰宅後、サイトで歌詞を見てその理由が判明した。
「3番」は、

Aメロの一文字目から、サビの最後の文字まで、一言一句すべてが「1番」と同じ

だったのだ。

――いや、その「3番」、要る???(・_・)

気がつけば、時間もかなり押してきた💦
今日の画像タイトルは「高みの見物」なのに、語っている内容はほぼデビルマンではないか。
今日はどこからどこまでもデビルマン」である。

ま、そんな日もあるよね( ̄∀ ̄)←開き直った


そんなこんなで
明日も、なるべく多くの人が
ヒューマンチョップでパンチ力を発揮できるような、謎めきスリリングな一日が過ごせますよう✋👊


■ おまけ
今回の画像しりとり列車 (37両目) の前の車両です。タイトル「敵か味方か」とネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおりましたら、お時間が許すような時にでも、覗いてみてやってください。



こんなダラダラと長ったらしい記事に最後まで目を通していただき、その忍耐強さと博愛の御心にひたすら感謝☆です ありがとうございます ご覧いただけただけで幸甚この上なっしんぐなので サポートは、私なんかではなくぜひぜひ他の優れたnoteクリエイターさんへプリーズ\(^o^)/♪