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共通の知人             ――画像しりとりはじめました(#40)

(#39)粉雪→「き」→共通の知人

意識的にやってるのだとしたら、警視庁警務部人事第二も
たいしたオサレさんではないかい(o^-')b♪


『相棒』は、2000年からテレビ朝日・東映の制作で放送されている刑事ドラマシリーズである。

2000年にスタートし、今年 (2022年) の3月に終了した『相棒20』まで、20年以上続いているテレ朝不動の人気ドラマであり、
その内容は、ほぼ一貫して主人公である警視庁の刑事・杉下右京とその「相棒」が、難事件の捜査を行い解決していくという、基本的に1話完結型のストーリー。

こちら主人公の杉下右京さん
細かいことが気になって仕方ない悪いクセの持ち主

「相棒」となる刑事は――

  1. 亀山薫 (かめやまとおる)…初代相棒。警視庁の捜査一課の刑事だったが、刑事なのに人質になっちゃうという失態から、特命係へと左遷とばされてきた。後に、親友が殺害された事件をきっかけに、その親友が行っていたボランティア活動を継ぎたいという理由で警視庁を退職、サルウィン (*1) へと旅立っていく。

  2. 神戸尊 (かんべたける)…2代目相棒。ノンキャリアとして警視庁に入庁、以後、順調に出世街道を駆け上っていくが、杉下右京の監視役として、表向きは不祥事を犯した左遷として特命係へ。その後、ある事件をきっかけに警察庁長官官房付というポストで異動。

  3. 甲斐亨 (かいとおる)…3代目相棒。ある事件をきっかけに右京と知り合いとなり、事件解決後、右京に所轄から引き抜かれる形で特命係へ。親友の妹が殺害された事件をきっかけに、法で裁けない人間を陰で裁く「ダークナイト」としての活動を開始、その事件を右京に看破されて逮捕、警視庁も懲戒免職へ。

*1:サルウィン共和国:『相棒7』に登場する架空の国。ドラマ中に出てくる地図から、ミャンマーとバングラデシュの間に位置する国という設定のよう。政府や関連組織が軒並み腐敗し、政情が不安定。ウランやレアメタルが豊富に産出するが、その恩恵は上層の特権階級が独占しているため、国民の大半は貧困にあえいでいる。
 ちなみに、名前のモデルになったかどうかは定かではないが、「隣国」のミャンマーには「サルウィン川」という河川が実在している。

冒頭のネタ画像では3代目相棒までしか描かれていないが、4代目も登場する。

  • 冠城亘 (かぶらぎわたる)…警視庁に出向していた法務省のキャリア官僚。ある事件で右京と知り合い、事件解決後もそのまま特命係に残った。その後、法務省を退官して警視庁警察官として警察学校に入校、研修終了後は総務部広報課に配属され、上司の杜美彌子に願い出て晴れて特命係へ異動。後に、元上司の日下部彌彦にスカウトされる形で公安調査庁へ契約職員として転職、警視庁も退職という運びに。

こちら4代目「相棒」冠城亘さん
右京さんと一番しっくりいってたトリックスター

そう、4代目の「相棒」も「ぶらぎわた」。
もうここまできたら、偶然の産物ではない。明らかにねらってるでしょ^m^

ただ、ネタ文にあるように警視庁警務部人事第二 (*2) のお役人たちがシャレっ気たっぷりに
「特命係か…よし、『か』ではじまり『る』で終わるヤツをまわしたれ♪
 該当者さがせ、さがせぇ~~♪(≧▽≦)♪」
……なんてことにはなっていないはずだ。

というのも、特命係へ配属される経緯がそれぞれの次のとおりで

亀山薫…捜査一課からの異動 (左遷)
神戸尊…警視庁警備局警備企画課課長補佐からの異動 (表向き左遷)
甲斐亨…特命係の杉下右京が所轄刑事の甲斐を引き抜き
冠城亘…法務省からの出向→法務省退職→警視庁総務部広報課から異動

人事第二が通常業務で絡んでいるのは、せいぜい初代相棒の亀山薫だけなのだ。(冠城亘は事務処理上は人事第二が携わってるだろうが、人事決定は明らかに広報課長の杜美彌子案件である)

*2:警視庁警務部人事第二:正式名称は警視庁警務部人事第二課。警部補以下の人事を担当する部署であり、警察学校学生への採用選考なんかも担当している。課長はノンキャリの警視正が就く。
 ちなみに、人事第一課は、警視や警部の人事を担当している。

4人の「相棒」の在職年数を比べてみると次のとおり。

●亀山薫…『相棒』~『相棒7』第9話 (2002年10月~2008年12月)・6年3月
●神戸尊…『相棒7』第19話~『相棒10』(2009年3月~2012年3月)・3年1月
●甲斐亨…『相棒11』~『相棒13』(2012年10月~2015年3月)・2年6月
●冠城亘…『相棒14』~『相棒20』(2015年10月~2022年3月)・6年6月

この3月で卒業が発表された4代目の冠城亘が最長の6年6ヶ月の間、「相棒」を務めている。

なお、この秋 (2022年10月) から、新シリーズの『相棒21』が放送予定だが、注目される5代目「相棒」は、意表を突いた亀山薫の復帰が発表された。

とりあえず「か○○○○る」の法則は堅持されたもよう( ̄∀ ̄)

あくまで個人的な嗜好の話だが、4代目相棒の冠城亘は、本当に魅力的なキャラクターだったと思う。
基本的には初代の亀山薫同様、陽のキャラクターなのだが、亀山にはあまりない悪戯っぽさや成熟した色気といったものが成分として多く含まれていて、基本的に根っこは良い人なのに、いつでも話の盤面をひっくり返せる危うさをも内にはらんだ「トリックスター」要素も秘めていた。

裏を返すと、亀山薫も魅力的なキャラクターではあるが、真面目すぎるというか、真っすぐすぎるというか、これもあくまで私個人の嗜好にすぎないのだが、そういう部分が私には少しだけ物足りなかったような記憶がある。

ただ、実を言うとワタクシ、『相棒』シリーズは一番最初から見ていたわけではなく、恐らく『相棒5』とか『相棒6』とか、そのあたりからしか見ていない。なので、もしかしたら自分の亀山薫評は、今にして思えば正しくないのかもしれない。

『相棒』シリーズは、よく再放送されることでも有名だが、さすがに『相棒』の最初から流してくれるなんてことはないだろうしなぁ…💦

いずれにせよ、10月からスタートする新シリーズで復帰する「相棒」亀山薫がどんな感じにリニューアルされているのか、個人的にはかなりワクワクしていたりする。

そんなこんなで、
明日も、なるべく多くの人が
「かけがえのない人生の記念日となる」ような一日が過ごせますよう✨


■ おまけ

今回の画像しりとり列車 (40両目) の前の車両です。タイトル「粉雪」とネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおられましたら、時間が許すような時にでも、覗いてみてやってくださると、おっちゃん嬉しくなって「んきわまっておどりまく」ことでせう^m^♪


こんなダラダラと長ったらしい記事に最後まで目を通していただき、その忍耐強さと博愛の御心にひたすら感謝☆です ありがとうございます ご覧いただけただけで幸甚この上なっしんぐなので サポートは、私なんかではなくぜひぜひ他の優れたnoteクリエイターさんへプリーズ\(^o^)/♪