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《九星氣学は人生をシンプルにするツール②》宿命と運命①

前回は、九星氣学とは何かについて書きました。

今回は、宿命と運命について書きたいと思います。
小さい頃あなたは将来、何になりたいと思いましたか?
あなたが(小さい頃であっても、今のあなたであっても)なりたいと思って動くこと、それはいわゆる運命です。
運命は、文字を崩すと〝命を運ぶ〟と書きます。
それは、目標や夢を叶えるために命を運ぶからです。
途中経過で「このやり方ではない」と感じたら方法を変える事も出来るし、場合によっては目標や夢を変える事も可能です。
だから、運命は自分次第でいくらでも更新する事ができます。
PCでいう、ソフトが運命です。

では、宿命は?
同じように宿命も言葉を崩してみると〝命に宿る〟となります。
実は、このように認識している人はあまりいませんが、私たちの中に存在する〝魂〟も目標や夢を持っています。
ただし、その夢は〝運命〟で掲げる目標や夢に比べるととても曖昧なものになってしまいます。
何故なら、言葉とは限られた空間の一種の暗号だからです。
よく、日本語の〝侘(わ)び〟〝寂(さび)〟等は英語には変換しづらいと言われます。
それと同様に、魂には共通する言語が存在しない為、こんな雰囲気…というように、言葉では表現の難しい、掴みどころのない感覚的なものが軸になるからです。(この事は、この先に書く予定の九星の特徴にも現れます)

曖昧だからと言って、魂の持つ目標や夢が脆弱なわけではありません。
むしろ、生まれ落ちた先にまで宿るほどの強靭なものが、〝魂〟の目標や夢が宿命となります。

もう一つ。
魂の掲げる目標や夢が表現しづらいのには理由があります。
魂には時間軸や空間性が存在しないからです。

私たちは現段階を軸にして、未来や過去を語りますが、それはあくまでも空間にとらわれている中での話になります。
しかし、魂はそれら全て取っ払ったところに存在するため自分自身の目標や夢をこなすのに最適な時代や場所を選ぶ事ができます。
と、なると言葉で表現する目標や夢は足枷にしかなりません。
例えば、、、運命で掲げるような「IT企業の社長になりたい」とか「有名な俳優になりたい」などを、魂の夢として掲げても時代や国など背景が違えばそれ自体が存在すらしてない場合があるからです。
そうなると、それらを夢として掲げれば、ピンポイントに場所が限定されてきます。
そして、それは運命という空間でも掲げられる夢で、さらに言えば叶えた後の夢や目標がなくなってしまうものです。
それらの事をベースに考えると、魂の掲げる目標や夢はもっと広い視野のものとなり、生まれた時から存在に刻まれているものでPCでいうハードだと考えてください。

とりあえず今回はここまで👋

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