DearDreamの天宮奏とハイタッチした話



数か月前の覚え書きを見て忘れたくないなぁと思って書いたnote。


私がドリフェス!にしっかりとハマったのは2018年10月のファイナルライブだった。収束を迎えたコンテンツを惜しみ、後悔しながらも上映会や生放送の円盤発売、上井草コラボなどドリフェス!からは10月以降もたくさんの愛のお返事を感じていた。

私は2次元の彼らのライブをみたことがない。
もっと言うとアプリは初期の初期にやめてしまったしデータカードダスも遊んだことがない。そんな中DMM VRシアターの再々演が決定した。
死ぬ気で行く!と意気込んだものの全落した。
高倍率のなかフォロワーが当ててくれ、2次元の彼らに会う権利を無事獲得した。(ありがとう…)

1日目、行きの電車で悲しいことがあった。どうして今なんだろう…と考えながら会場についた。
噂に聞いてたがDMMシアターのトリュフ味ポテトは本当においしかった。

始まる前から「ドリフェス!を好きな人しかいない空間だ…」と号泣していたが、いざライブが始まると色々な思いがあふれて嗚咽して過呼吸寸前までなった。
2次元の彼らはかっこよくて、可愛くて、綺麗で、ファンを見て笑い、汗をかき、呼吸をしていた。
天宮奏と何度も目が合ったと思う。多分。
演出もトークコーナーも全部大好きでこのまま死んでしまいたいと思った。
しかし天宮奏は「明日を楽しみだと思わせるようなアイドルになりたい」と言っていたのでもうぐちゃぐちゃの感情のまま涙を流してコールをして笑った。ドリフェス!が大好きだと思った。


ただでさえ高倍率だったチケットだが、このライブにはプレミア券(ハイタッチ会参加券付座席)なるものがあった。
私はフォロワーの強運により天宮奏とハイタッチができることになった。(ここからがブログタイトルの本題)

待機列では天宮奏がライブ中MCで一発ギャグとして披露する「ハンバーグ!」という世界一可愛いハイタッチを期待し、漏れ聞こえる「生きててよかった」という声に切なくなったりしていた。
私は後ろから2番目だった。

次だ!と緊張しているとスタッフさんから注意事の説明があった。
「天宮さんの手を傷つけてしまう可能性があるので爪を立てないで優しくハイタッチをしてください。」
「順番まで姿見で身だしなみチェックしてくださいね。」
要するにモニターを壊さないようにしろ、という話である。
それでも天宮奏という、私の大好きなアイドルを現実として生かしてくれるスタッフさんの優しさに泣き出しそうになった。
鏡前には緊張した面持ちのオタクが立っていた。
完全に限界オタクだった。

天宮奏と対面したときの記憶はほぼ無い。(オタクあるある)
意外と大きいな、とか温かいな、ウインク2回も!?と思いながら後ずさりして多分一言も話せずうなずいていたと思う。

天宮奏は、私に「待っててくれてありがとう」と笑ってくれた。
私は武道館以降彼のソロ曲であるRun After Blowin' Wind!の「だから待ってて」と全員曲のALL FOR SMILE! で彼に歌振りがある「だから待ってて」を心の支えにし、待ち続けて死ぬかもね、と常々言っていた。

(限界である)

単純にハイタッチの順番が最後だからそう言っただけかもしれない。
でも思いが通じたようでうれしくて、ありがたくて、大好きだと思った。
涙目で閉まるカーテンをみて3次元の彼のお渡し会で最後になったことを一瞬思いだした。スタッフさんは限界オタクを優しく見守ってくれていた。
(DMMシアターのスタッフさんはマジでみんなビビるくらい優しい。)

フラフラ放心しながら会場を出るとフォロワーがみんなで待っていたのでドリフェス!の友達も武道館以降増えて、今日現場を一緒に迎えられてうれしいなーと思った。
そのあとも、アイドルとハイタッチして泣きながら出てくるファンを見てもらい泣きした。(限界)


好きなアイドルと初めてハイタッチして、またドリフェス!のみんなに会いたいなーと心から思った。
何年でも待つから、待っててくれてありがとうって聞きたい。


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