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サラッと着れる丁度良さ。



こんにちは!まつやんです!

10月に入り、あと2ヶ月で1年も終わります。


皆さんは、今年1年どんな1年を過ごしておりますでしょうか。


私にとっては、今年1年かなり不甲斐ない1年になっております。

それもそのはず、今年もこういう状況下だと未だに自粛、自粛の毎日で、私自身、外に出る機会も制限しながら悶々とした毎日を過ごしているからです。

私の場合、もはやこの生活にも慣れてきてしまっていて非常に悲しくも感じております...。

そんな最近の私ですので、今回もまた黙々とこうして執筆できているわけです。

お時間ある方は、是非お付き合いください。




この状況下の中、今『洋服』という立ち位置も非常に難しい状況にあるのは確か。


「何かは欲しい、でも必要性があまり無い、だからこそ間違いないアイテムが欲しい」

という人が接客していても多く見受けられます。

その点、今ブログを読んでいる方の中には共感いただけている方も多いのではないでしょうか。


さて、ではそんなときの打開策はどうしたら良いでしょう。近年「ノームコア」という言葉も良く耳にするような時代にもなりましたが、私が思うにそういったケースには、

「羽織るだけである程度かっこがつく」

というアイテムが必要だということです。

正直、私もそういったアイテムを常日頃から多用しているタイプの人間ですし、そういうアイテムがあるとコーディネートを組む上で非常に楽ができます。笑

ですので、本日はそういった解釈の元、私がチョイスしたアイテムをご紹介していこうと思います。


今回ご用意したのは、

『L2-B』

というフライトジャケットです。








上記した起こりうるケースで1番に意識してほしいのは、アイテムの「汎用性」です。

こちらのジャケットは、インナー類も問わないため、大振りの物でなければTシャツからシャツ、ニット、スウェットなど幅広く着用できる強みがあります。

また、今冬、リバイバルにより再度ブランドサンプリングとしてL2-Bを製作しているブランドも多いような気もしていて、私的には改めてこのタイミングでやりたかったというのもあります。

世に多く存在するフライトジャケットの中でも、コアなファンが非常に多いのが『L-2B』なわけですが、ご存知ない方もいらっしゃると思いますので、今回はそのL2-Bに関して少し紐解いていきます。

まず、『L2-B』というのは、アメリカ軍が作り出したジャケットなのですが、第2次世界大戦末期の1945年、アメリカ陸軍航空隊はA-2に変わる新たなライトゾーン用のフライトジャケットとして製作されました。

L-2Bのより古いシリーズのA-2まではフライトジャケットには、レザーが用いられていたがその素材である鞣し革が不足し大量生産が出来なくなったため、その当時の新素材である“ナイロン”が採用されたと言われております。


L-2の進化の流れとしては、1952年にL-2のスペックはそのままに、エアフォースブルーに染め上げた「L-2A」が登場。しかし、目立ちやすいカラーリングであるという問題などから採用されてすぐに廃止されることになります。









そして、次に本来の色でもあるセージグリーンの「L-2B」が登場します。こちらは、1978年まで正式採用され、約20年間の間にL-2Bは数回リモデルされており、前期型から中期型、後期型と呼ばれるモデルが存在します。

これらの型に大幅な変更点はないものの、初期型に比べると中期型と後期型はミニマルな顔立ちに仕上がっております。


L-2Bの一番の魅力は、ライトゾーン(10℃~30℃)での着用を想定して作られているため中綿などは入っておらず、非常に軽やかな着心地なところです。

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     ここが重要ポイント。笑
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中綿が入らないことで、MA-1とは違い着膨れ感が出ずスタイリッシュに着用できます。

表地と裏地だけのペラペラなジャケットなのですが、ウィンドブレーカーの様に適度な保温性があるため物単体の生地感で言えば、日本の春秋の気候にピッタリ。

インナーを問わずに何も気にせず着用できる羽織りのアイテムってなかなか探してみると無くないですか?

我に返って考えてみるとそう感じていただけるかと思います。抜群の安定感です。


L2-Bは、このジャケットにしかない独自のスタイリッシュさとスタイリングにおいての汎用性の広さがファッション著名人にもウケが良く、長く色んな方から愛されている理由なのかと私は思っております。



さて、先程、L-2Bは初期型から後期型まで存在すると述べましたが、

こちらは87年製の

グラウンドクルー [ground crew] 

という地上勤務職員に支給していたタイプになります。




型は、通常のL-2Bと変わらないのですが、こちらは一番の違いは、裏地のカラーリング。

私物の物と比較してみました。


右側が私物の後期型のL2-B。

基本的にMA-1やL2-Bは裏地がオレンジ色になるのが特徴ですが、こちらの裏地は同色の物になります。裏地がオレンジになるのが苦手という方もよくいらっしゃいますので、そういった方にはおすすめかもしれません。



私ならこう合わせますかね。笑

スウェットも定番でもちろん良いですが、カシミアなどのハイゲージのニットを挟みたくなりますね。少しどこか上品になります。





今回入荷のサイズは「SMALL」。

Sぐらいのサイズになれば、袖の歪みもなく、私ぐらいの身長の方であれば綺麗に着用できます。アームホールもフライトジャケットに良くある太めではなく細めになるため、非常にフィットが良く、カジュアルにもモードにも着用できるのもおすすめなポイントです。


87's "US ARMY" L-2B flight jacket. [ground crew]

肩幅 : 46cm
身幅 : 57cm
着丈 : 59cm
袖丈 : 59cm

着用STAFF 165cm 54kg





¥26400 (+in tax)


こちらは、10月10日(日)12:00より店頭とオンラインで同時販売となります。


是非、一度お試しください。



以上、まつやんでした。

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