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2019年1月の記事一覧
FF14 Origin Episode:Rokuro Utageya -Open Your Eyes- Part1
Notice:
(先に伝えておかなければならないのですが、筆者はFF14でキャラクターを作るにあたって、普段使っているHNをそのまま用いました。
後にキャラクターに設定を付与するにあたって、ある意味邪魔になったのですが、改名するのも変な話なので、どうせならと思い、それを利用した設定を作りました。
この小説はそれを前提として作られています。
宴屋六郎=私ではないということを、ここに付記しておき
FF14 Origin Episode:Rokuro Utageya -Open Your Eyes- Part2
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わたしの名を呼ぶ声が聞こえる。
遠い遠い、残響のような。
けれど確かに、それは師がわたしを呼ぶ声だった。
「きみはきっと、闘いに向いていない」
師は度々わたしに語りかけた。
修練を終えた夏の日。夕暮れ時の、赤と青の曖昧な空。
夜の虫たちが幾重にも音を重ねて、音楽を成していた。
境界が滲んだ空を見ながら、わたしたちは歩いていた。
「向いてなくとも、やらねばならないのでしょう」
FF14 Origin Episode:Rokuro Utageya -Open Your Eyes- Part3
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「お客さん、名前は?」
輸送船の名簿に筆を走らせる。わたしはしっかりと『宴屋六郎』と刻んだ。
名簿と乗船券を受け取った船員は、怪訝な顔をわたしを見た。
それは男性名であった。わたしはどう見ても女だ。
船員は余計なことに首を突っ込むまいと決めたようだ。次の人間に同じ質問を投げかけた。女にしては仰々しい、左目の眼帯がそうさせたのだろうか。
……過去の映像だ。
既視感から、わたしはこ