わたしとアレサ

茹だるような暑さの中、舞鶴の映画館「seis」にアレサフランクリンの自伝的映画「RESPECT」を見てきた。

中学生の頃UAをリスペクトしていた僻地の女子だったので、そんなUAがリスペクトしていたアレサフランクリンとやらは必修科目として聞いていた。何度も何度も何度も。

けれどもこの映画を観るまではアレサの歴史、生き様、バックボーンは全く知らずにいて、この作品を観る事でいかにハードモードな人生の中、己を鼓舞してスターダムにのし上がっていくアレサを知る。すごいよアレサ。

映画に出てくる登場人物の男性は総じてくそ。どいつもこいつもくそなんだけど、父親だから、愛した人だからと慈しみ、許し、愛しきる。哀しいサガでもあり、尊い人間性。

教会でのライブ映像で「amazing grace」を一曲目に唄うのだが、未だかつてこんなにとめどなく涙が止まらなかったことはない。早く教会ライブも見に行かねば。

2022/07/05 16:26

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