岩崎遼登〜過去の自分に届け〜
こんにちは。WEIN東京大学支部noteプロジェクトです。今回は、東大支部を支える熱い男、岩崎遼登さんをご紹介します。彼は東京大学支部メンバーで、東大支部の果たすべきミッション、目指すビジョンを明確化するブランディングプロジェクトのプロジェクトリーダーを務めています。ぜひ彼の持つ熱い思いを読者の皆さんにも知っていただきたいと思っています。
岩崎さんは、東大支部リーダーである原さんに誘われてWEINに入った。原さんは大学のラクロス部時代の先輩であり、コーチとしてすごくお世話になったのだという。原さんへの恩返し、という軽い気持ちで足を踏み入れたのがきっかけだった。
岩崎さんが挑戦していること
岩崎さんは来年からVCに入社して数年後に独立するらしい。
彼は自分の特徴として他社のロマンや夢に共感しやすいことを挙げている。将来の目標・夢を聞くと、「独立後に、素敵な「will」「want」を持つ素敵な起業家の「can」になって彼らと一緒に素敵な企業を作りたいです」と語った。
「その夢の実現のために、『自分はどんな世界を作りたいのか』『素敵な企業とは何か』『素敵な人って何か』など、社会に対する自らのスタンス・哲学の解像度を上げるために日々内省しています。質の高い内省をする材料を得るには何かに全力である必要があると思っています。そのため、インターンやWEINなど、自分のやりたいこと/やらなければならないことに対して真摯に取り組んでいます。」と彼は語る。
他人に寄り添い、その力になるために何かに全力に取り組み、その後内省を進める。この彼の姿勢には天晴の一言である。
WEINに期待すること
「自身の夢の実現のためにWEINに期待することは?」という質問に対し、「自分の目標のために組織を利用するという考え方は、自分の性に合わないです。この企画の価値を様々な学生に届けるためだけにやっています。届けたい学生像は人それぞれだと思いますが、自分はとにかく、このような企画との親和性の低かった去年の自分に(この企画の価値を)届けたい。」彼はそう語りました。
続けて、「そのような学生への価値提供は大前提です。結果、副次的に『違う価値観の人間と目標を追うこと』、『特殊な形の組織の中に入ること』が内省のための材料になり、結果的に自分の哲学・スタンスの解像度を上げることにつながると信じています。」と語る。
東大生に向けて
次の質問は、「これからの東大生に期待することは?」であった。
これに対し、岩崎さんは「自分が上から目線で語れることは何もないですけど、自分の戒めとして一つだけ。」とことわった上で、以下のように続ける。
「特に自分のように進学校から東大に進んだ人間は、自覚以上に価値観が狭いと思います。また、東大生は『エリート像』『世間からの期待』『親からの期待』など、外部からの重圧を感じてしまいがちです。そういった外部から植え付けられた固定観念を取り除いて自分の価値観を尖らせ続けることで、僕たちは本当の意味で素敵な人間になると思います。」と語った。
確かに、東大生には社会や家庭内からいろいろな視線を向けられている。その期待通りに自分の人生を進めていけば、周りから見れば「素敵」と思われるだろうが、自分自身の人生を生きることができなくなるのだろう。
岩崎さんは、最後に「『レールに乗りつづけてきた東大生』だからこそ、『狭いコミュニティのみで生きてきた東大生』だからこそ、この企画を届けたいです。去年の自分までこの企画が届きますように!」とコメントした。
岩崎さんは、自分自身と対話し、そこで気づいた教訓を胸に果敢に挑戦している。岩崎さんの熱い想いは必ず昔の彼にも届いているだろう。これからの彼の活躍から目が離せない。
WEIN STUDENTS SUMMITは、10/17,18の2日間だけのサミットではない。毎週金曜日、各界で活躍される方々をお招きして行われるプレイベントも見どころのひとつだ。このプレイベント中、登壇者のお話への感想は全てTwitterでハッシュタグ(#WEIN学生サミット)をつけて呟かれるため、参加者同士の繋がりもできやすい。また、FaceBook やSlack、Messengerを通じて、WEINに参加している自身の大学や他大学の学生たちとの交流ができるクローズドコミュニティも提供している。このコロナ禍で他大学とのつながりを持てないなか、このようなコミュニティが手に入るのも利点だ。読者の方々にはぜひWEINに参加して交流の輪を広げつつ、登壇者の方々のみならず他の学生メンバーの話を聞く中で自分の夢や目標をさだめていって欲しいと思う。皆さんの参加を心から楽しみにしている。
WEIN東京大学支部 高松京介
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