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【Story-telling】多種多様な挑戦・熱中・学びとLINEの運用について

UT-BASEでは多様なバックグラウンドを持ったメンバーが日々活動しています。本稿は普段は見えにくいメンバー個人に着目し、UT-BASEでの活動内容や活動への思いなどを紹介する連載、"Story-telling"の第7段です!

UT-BASEで現在やっていること

はじめまして、理科一類2年の浦野 昂大と申します。私がUT-BASEで行っている主な活動はLINEアカウントをはじめとする広報です。
UT-BASEは、入学年度ごと及び高校生向けにそれぞれ1つのLINEアカウントを運営していて、新入生に向けた入学準備の情報から、履修やサークル選びなどの大学生活に関する情報、大学や各学生団体が主催するイベントやプログラムにまつわる情報などを配信しています。
23年度入学の方はこちらから追加することができます(他の学年の方はUT-BASEサイトの一番下の部分から、高校生の方はこちらから追加できます)ので、よろしければ追加してみてください。

LINEの運用をする前には、最初はデザイン作成の担当としてUT-BASEに入りました。
私はもともとデザインに興味があって、入学当初はUT-BASEをはじめとするサイトで、デザイン系のサークルやプログラムを探し、designing plus nineというサークルと、ブランドデザインスタジオという東大と博報堂が行っている集中講義を見つけて、それぞれ参加してみることにしました。その講義で知り合った方にUT-BASEを紹介していただき、UT-BASEでデザイン作成の担当として活動することになりました。

デザインになんとなく興味があるという状態から、デザイン系のサークルや、ブランドデザインスタジオという講義を見つけ、実際にそれを実践できる活動をするようになったように、自分の興味関心ややりたいことに応じて、それを実践したり、突き詰めたり、同じ興味を持つ人と出会うことができる機会や環境がこの大学にはたくさんあるように思います。

UT-BASEで広報として活動する中で様々な団体の活動やイベント・プログラムの情報を知る機会が多いのですが、実際にそれらは本当に幅広いジャンルに及んでいます。

東大生の挑戦・熱中・学びの機会を最大化する

「東大生の挑戦・熱中・学びの機会を最大化する」というのは、UT-BASEが活動を通して目指しているものを言葉にしたものなのですが、各々がやりたいと思った挑戦・熱中・学びを追究することができるだけの、多種多様なジャンルの人や団体、プログラムが存在しているのが東大のひとつの魅力ではないかと思います。
ありがたいことにUT-BASEのLINEアカウントやTwitterは多くの方にフォローしていただいています。それを通じて、東大に存在する多種多様な「挑戦・熱中・学び」の場や機会についての情報をまとめて知ることができ、たまに自分に刺さるものに出会えて、自分の興味を深掘りできたり新たな分野に足を踏み入れてみたりできる状態を作ることができたらいいなと思っています。


LINEアカウントの運用について

ここからは完全に余談になりますが、LINEアカウントは結構奥が深くて面白いのでそのことを書こうと思います。本筋とは全く関係がないですが、最後まで付き合っていただけると嬉しいです。
最初はデザインの作成でUT-BASEに入ったのですが、何気なく先輩から引き継いだLINEアカウントの運用が思いのほか自分の性分と合っていたのと、想像以上に自由な運用ができることを知り、気づいたら沼にはまっていました。
以下LINE公式アカウントでできるあれやこれやを書き連ねます。

①普段の運用
UT-BASEでは、毎月第1・3・5月曜日の18:40にさまざまな団体や大学のイベント・プログラム等の情報を配信しています。これは、「カードタイプメッセージ」というあらかじめ用意されたテンプレートを使用して配信をしています。
配信するものの量が多いのと、統一感を持たせたいので、このテンプレートを使用しています。


②記事の配信
①以外の月曜日には、UT-BASEの記事を配信することがあります。各時期に合わせた大学生活や学務に関する記事などを配信するのですが、ここでは記事に合わせたサムネイル画像を作成して、配信することが多いです。記事の内容が想像しやすいように、という意図もありますが、自分がデザイン作成が好きなので始めたものです。世の中には同じような形式で配信をしているLINE公式アカウントがいくつかあるので、それを参考にしています。

③自動応答
LINEアカウントでは、こちらからメッセージを配信する以外にも、自動応答という、「ユーザーが、あらかじめこちらで設定したテキストを入力すれば、それに応じて事前に設定した応答がチャットで返される」という機能があります。この機能を条件分岐としてうまく使うと、各ユーザーが知りたいことに応じてLINEアカウントを通じて情報を提供することができます。これはUT-BASEのような幅広いコンテンツを有しているメディアには相性が良いと思っています。

④リッチメニュー
トーク画面の下部に画像のようなメニューを表示させることができます。タップすると任意のリンク先に飛ぶことができます。またテキストメッセージをチャットに返すこともできて、これを③の自動応答と組み合わせれば、自動応答の機能を利用する際に「ユーザーに、こちらが設定している文字を伝えた上で、それをチャットで打ち込んでもらう」というステップが必要なくなります(何を言ってるんだ、という感じかもしれませんが、使いやすさは格段に上がります)。

⑤Messaging API
Messaging APIとは、LINEが提供している、より高度な機能を実装するためのもの(API)です。これを使ってコードを書けば、特殊な形式のメッセージを送ることができたり、リッチメニューを自由にカスタマイズして複数のタブを作ったりすることができるようになります。企業のLINE公式アカウントなどで、特殊な形式のメッセージや機能を見たことがある、使ったことがある方も多いかもしれません。UT-BASEでは、リッチメニューを複数タブに切り替えられるようにして、UT-BASEのコンテンツのほか、学生生活に必要な様々な学務情報にすぐにアクセスできるようにしています。
これは追加料金なしで利用できますし、実装するためのコードもインターネット上にいくつか公開されていたりするので、ある程度容易に利用することができます(勝手に紹介させていただきますが、このYouTubeチャンネルには特にお世話になりました。おすすめです)。

⑥Flex Message
⑤のMessaging APIを利用した機能の一つにFlex Messageというのがあります。これを使えば、レイアウトを自由自在にカスタマイズしたメッセージを送ることができるようになります。コードを書くことなく色を変えることもできるし、メッセージ内にボタンを追加することもできます。世のLINEアカウントでこの機能が積極的に活用されている印象があまりないのですが、個人的にはこれを使えばアイデア次第で色んなことができるなと思っています。2022年度の春には、新入生用のLINEアカウントで、Flex Messageを使用したスケジュール確認機能などを作成しました。

⑦URLをChromeやSafariなどの標準ブラウザで開いてもらう方法
LINEで送信したURLは、通常はLINEアプリ内のブラウザで開くようになっています。これはこれで便利なのですが、例えばZoomのリンクをLINEアプリ内のブラウザで開けないとか、LINEアプリ内のブラウザは東大のメールアドレスのアカウントでログインしている状態ではないので、東大のメールアドレスでしか回答できないように設定されたフォームが見れない、など不便なこともあります。そういう場合には、URLの後ろに「openExternalBrowser=1」を付けると、標準ブラウザでURLを開くことが出来るようになります。この記事に詳しく載っていますので参考にしてみてください。

以上でUT-BASEのアカウントで使っている機能はほぼ全てなのですが、他にも色々な機能があります。今は通知がうるさいのでやっていませんが、色んなLINE公式アカウントを片っ端から友だち追加して、色んな機能や工夫、遊び心、デザインの作り方を研究していた時期もありました。結構楽しいですよ。

LINEから話を戻すと、私はUT-BASEでLINEアカウントの運用を先輩から引き継いで以降、自分の好きなようにカスタマイズして自由にアカウントを作っていました。
UT-BASEは2020年3月に立ち上がったばかりのまだまだ若い団体で、そんな風に、やりたいことがそれなりに自由にできる団体だと思っています。あまり知られていないかもしれませんが、UT-BASE内ではイベントの企画から取材、ゼミの運営、高校生向けの発信など色んなプロジェクトが常に動いています。一見バラバラに見えますが、UT-BASEは「東大を世界一の学び場にする」というビジョン(※)を掲げていて、各メンバーの各々の解釈で、それぞれの思いやアプローチを持って活動しています。
このビジョンに少しでも興味を持ってくださる方がいたらUT-BASEで何をするか想像がついていなくても覗いてみていただけると嬉しいなと思います。もちろん、UT-BASEの活動を見て「これを自分もやってみたい」という方も大歓迎です。

※ビジョン・・・団体として成し遂げたい目標。

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最後までお読みいただきありがとうございました。
UT-BASEでは随時メンバーを募集しております。UT-BASEで「こんな課題に取り組んでみたい」「この活動に関わりたい」「この活動について思うところがある」という方は、ぜひこちらのフォームからご連絡ください。オンラインで気軽にお話しする機会を設けられたらと思います。お話しできることを楽しみにしています!


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