猿渡哲也先生ファンは未来のために「エイハブ」の単行本を買おうって話

この10分掃き溜めの最初の回でタフ語録は使わないって宣言してるくらいには猿渡哲也先生の漫画「TOUGH」を読んでたりします。
毎回ある意味目が離せない作品です。
プレイボーイを買うのは躊躇われるので立ち読みで申しわけない。

そんな猿渡哲也先生の最新作である「エイハブ」の単行本が12月に発売されると目にしました。

私はこの作品の売り上げが今後の猿渡哲也作品の未来を左右するんじゃないかと勝手に思っています。

TOUGHシリーズは今年で30周年というのに何の展開も見られないくらいの冷遇っぷり。
なぜかというと、2012年のシリーズ売り上げ累計1000万部から10年以上も更新されていないくらいには売れているか怪しい作品だからです。

出版社だって慈善事業で周年企画をやるわけじゃないんで黒字が見込めない作品には何もやりません。
しかもTOUGHシリーズはシリーズ巻数が100を超えており新規層は見込めない。(加えて龍継以前の作品は紙の単行本が絶版らしい?)
これではネットでいくら盛り上がろうとも、収益が見込めず展開も消極的になるのも必然でしょう。

しかし、エイハブという猿渡哲也先生の完全新規作品が売れれば状況が変わるかもしれません。

短期連載作のクオリティが高いことで有名な猿渡哲也先生ですが(柔の章は買いました)、エイハブも連載時のネットでの反応を見る限り先生の作風が濃く出ているところもあれど、概ね好印象。

エイハブの単行本が発売して多くの読者に広まれば、猿渡哲也先生の作品は収益が見込めるものとして展開も積極的になるでしょう。

手始めに猿渡哲也先生の単行本未収録短編を集めた短編集。次に手軽に作品のコマをアレンジしたLINEスタンプから販売して、グッズなどの商品展開。それらが売れれば紙の単行本も再版されるでしょう。そしていずれはOVA版以来のメディアミックスも…

という妄想(メディアミックスへの流れが全くわからないので妄想でしかない)が広がっていくので、日頃プレイボーイを立ち読みで済ませているTOUGH読者の皆さんも「エイハブ」の単行本を買って猿渡哲也作品の未来を切り拓こう!って駄文でした。


思ったより筆が乗ってアニメが1本観れるくらいの時間をかけて書いてしまったので、これを今日の10分掃き溜めの代わりとさせていただきます。

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