【舞台出演】 本若 「鉄の花~狂乱の宴~」
本若 第十伍回本公演
「鉄の花(くろがねのはな)~狂乱の宴~」
「義(ぎ)」とは人として守るべき正しい道である。
「道(みち)」とは人として踏み行うべき理である。
「理(ことわり)」とは物事の筋道である。
時は幕末。1853年の黒船来航は日本全土を震撼させた。それ以来、国の意見は様々に分かれ、対立し、争いが起こり、長く続いた徳川政権も終わりを見せ始める。
そんな国政を横目に、今日も己の道を行く男がいた。会津組中間部屋組頭『仙吉』。一介の博徒であるこの男も世の流れに巻き込まれ