プライムメディシン（ティッカー：PRME）

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プライムメディシン（Prime Medicine）の概要

概要

プライムメディシンは、汎用性が高く、精密で、効率的かつ広範な遺伝子編集技術であるプライム・エディティング技術を展開し、最も広範な疾患に対応する差別化された新しいクラスの一回で治る遺伝子治療法、プライム・エディターを提供することに取り組むバイオテクノロジー企業です。

注釈：
遺伝子編集による治療薬はこれまでの対処療法的な治療薬とは異なり、病気を根本的に治療できる可能性があります。

疾患に関与する遺伝子変異は多様であり、点変異と呼ばれる1塩基のエラーから、挿入、欠失、重複、あるいはそれらの組み合わせなど、1塩基を超えるエラーも含まれます。私たちは、ヒトゲノムを基礎的なレベルで改変することができれば、ヒトの病気に対して最も大きな治療効果をもたらすことができると考えています。

注釈：
ヒトの病気は遺伝子変異によって発生しているものがたくさんあります。

プライム・エディティングのようなプラットフォームを含む遺伝子編集は、ヒトの治療用としてまだ臨床的に検証されていない新しい技術です。過去10年間、遺伝子治療、細胞治療、RNA治療、そして最近では遺伝子編集の画期的な進歩により、遺伝子医療の分野は驚異的な発展を遂げました。しかし、これらの技術は、遺伝子治療を飛躍的に向上させるものでありながら、疾患に関係する多様な変異やDNA変化を正確かつ効率的に修正する汎用性に欠けるものでした。

プライムメディシンは、遺伝子編集の分野で世界的に著名なDavid Liu博士が共同設立者であり、Prime Editingの技術を考案・開発したAndrew Anzalone医学博士が共同設立者として加わりました。Prime Editingが遺伝子編集の分野に変革をもたらすという期待に引き寄せられ、多様なチームを編成し、2022年6月30日現在、135人以上にまで成長しました。

2022年9月20日時点で、米国特許商標庁（USPTO）からPrime Editorsの使用方法を対象とする米国特許11,447,770（以下、'770特許）を取得し、Prime Editingプラットフォームおよび遺伝子編集プログラムのパイプラインを保護する上で有用なものである可能性があります。

プライムメディシンは、Broad Institute, Inc.とのライセンス契約に基づいて、プライム・エディティング技術を導入しています。さらに、このライセンス契約は、Broad Instituteが所有または管理する特定の特許権に基づく特定の権利およびライセンスを付与するものであり、これには、プライム編集技術をカバーし、2040年に期限が切れる'770号特許に対するライセンスが含まれます。ライセンスは、ヒト疾患の予防または治療の分野に限定されており、ライセンス契約に基づいて付与されるライセンスのほとんどは、さらに、生体外、生体内、またはゼノ移植の方法によるDNAの編集（改変または変換を含む）または標的化によるヒト疾患の予防または治療、すなわちプライムブロード分野と称する分野に限定されています。