ロシア極東 車旅③ コムソモリスク•ナ・アムーレ アムール川の岸辺 シベリア抑留日本人抑留者の慰霊碑

車中泊しながらロシア沿海地方ウスリースクからコムソモリスク・ナ・アムーレ、ブラゴベーシェンスク(ブラゴベシチェンスク)へ行く10日間・3690kmの車旅。

3日目はコムソモリスク・ナ・アムーレ市内観光。

アムール川の河岸にあるターミナルや周辺の公園にはこの街の礎を築いた人々の記念碑など建造物が多い。

また、コムソモリスク・ナ・アムーレはハバロフスクより北にあり、シベリア抑留で強制連行された日本人が建設に携わったバム鉄道が通っている所。

街中には日本人抑留者が建設した建物が今でも残っており、その一つであるホテル「アムール」の近くに慰霊碑が立っている。

抑留関連で長くこの市と交流を続けてきた日本の某市が、2/24以降起きた事を理由にコムソモリスク市との交流を中止しているが、コムソモリスク市では慰霊碑の管理が行われている。

慰霊碑が荒らされた様子は全くない。ゴミが散乱したり、石碑への落書き、損壊なども一切ない。それどころか慰霊碑の周りには花が咲いてきちんと整備されている。

今回の車旅ではアブと蚊とブヨの猛攻撃を受けた。シベリア抑留で日本人が森での伐採や鉄道建設作業中に体験したのと同じ虫の猛攻撃。

日本でも農作業中やガス溶接中にアブが飛んでくる事がよくあるが、ハバロフスク、コムソモリスク、ユダヤ自治州、ブラゴベシチェンスクでは道中、その10〜20倍ほどの虫にやられた。

軽装で屋外に立っていると虫の猛攻撃で5分も我慢出来ぬ。ちょっと用足しに〜と林の中へ駆け込むと、後でお尻に虫刺されの大きな紅斑が幾つもできて、一週間以上、昼夜を問わず痒みで苦しむことになる。

虫に刺されろとは言わないが、真夏や厳冬期に抑留者がいた町や周辺の森を訪れて、いかに過酷な条件下で彼らが強制労働に従事していたか体験して理解を深めるのは良い事だと思う。




◆◇◆◇◆ ウスリースク観光ガイド ◆◇◆◇◆

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■ロシア沿海地方・車旅: https://youtube.com/playlist?list=PLINsCA_38r_Lp67Spfk7jZs5u-2hxfSIF

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