バブル(洗顔料)を徹底解剖!洗浄力の秘密は…
こんにちは!ご訪問いただきありがとうございます!
ひとと地球の無垢をめざすライフスタイルブランド、USS by papawash(アス バイ パパウォッシュ)です。
今回の記事では、USSの洗顔料『USS by パパウォッシュ バブル』の洗浄力について、データを用いながらくまなくお伝えして参ります!
バブルは、毛穴の角栓を8割落とすことを確認
こちらのグラフをご覧ください。
人工角栓を用いた、洗浄試験の結果です。小鼻モデルを作成し、実際の角栓のように穴に角栓が詰まった状態で、どのくらい角栓を除去できるかを調べています。
バブルで洗浄した後の、人工角栓の残存率は約20%。
つまり、この試験では8割の角栓を除去できたことがわかります。
さて、角栓の正体はご存知でしょうか?
角栓は、古い角質と皮脂が、層状に重なり合った構造をしています。
角栓をすっきり落とすには、古い角質由来の『タンパク汚れ』と、皮脂由来の『脂汚れ』の、2種類の汚れの両方、またはどちらかにアタックする必要があります。
酵素洗顔料の多くは、タンパク質を分解するプロテアーゼや、脂を分解するリパーゼなどの酵素の作用を利用して、汚れを落としています。
USSのバブルにも、タンパクを分解するパパイン酵素を配合していますが、もうひとつ重要な作用が隠されて(?)いるんです。
バブルの独自技術『自活発泡テクノロジー』の秘密
水を加えるとシュワっと泡立つ、USSの洗顔料、バブル。
じつは、水を加えた瞬間に手のひらで化学反応が起きています。
クエン酸+炭酸水素Na → クエン酸Na +水+二酸化炭素
手のひらでバブルに水を注ぐと、クエン酸と炭酸水素Naが反応し、二酸化炭素(炭酸ガス)が発生します。この二酸化炭素(炭酸ガス)が、シュワっと泡立つ正体です。
ちなみに、炭酸水素Naは、『重曹』とも呼ばれます。
クエン酸と重曹…といえば、お掃除で利用されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?合成洗剤を使わないナチュラルクリーニングの手法として、近ごろ人気が出てきていますね。
本来は、成分の中和反応で汚れを落とすため、「油汚れには重曹、水垢にはクエン酸」など単品で使われることが多いです。
クエン酸と重曹を混ぜると、中和反応による洗浄作用は得られないものの、炭酸の発泡力で汚れを浮かせることができます。泡が発生すると、凹凸に入り込んだり、汚れに接する面積が増えるので、効率よく汚れを落とすことができます。
バブルは、化学変化によって発生する炭酸泡を、肌の洗浄にも活用しています。さらに、タンパク分解酵素『パパイン』や、皮脂吸着成分『海泥』『サンゴ末』が組み合わさることで、角栓洗浄力をもっと高めています。
化学変化も、洗浄力の重要な一翼を担っているんです。この技術を、自活発泡テクノロジーと呼んでいます。
汚れは落として潤いを守る、処方の妙
汚れをごっそり落とすと、次に気になるのは乾燥…。ということで、こちらのグラフをご覧ください。
バブルで洗浄した後の、30分後、1時間後、2時間後の肌の水分量を測定しました。黒棒がバブルのデータ、白棒が一般的な洗浄料のデータです。バブルで洗浄すると、洗浄前よりも肌の水分量が多い状態が2時間後まで続いています。
水分を維持できる理由は、処方中のアミノ酸系洗浄剤。一般的に、アミノ酸系洗浄剤は、洗浄作用がマイルドで、肌の潤いを奪いにくいとされます。
自活発泡テクノロジーで角栓洗浄力を高めた分、他の成分はマイルドな洗浄力にしてバランスをとることで、お肌の潤いを守っています。
この絶妙なバランスこそが、処方の妙。バブルの処方が完成するまでの1年半、何度も試行錯誤して得られた処方バランスなのです。
なお、洗浄後2時間まで水分が維持されるとはいえ、環境や季節、浴室内外の湿度の変化によって乾燥を感じ方は異なります。洗顔後はお早めに、お肌を保湿してくださいね。
バブルの全成分はこちら。
クエン酸、炭酸Na、ラウロイルグルタミン酸Na、炭酸水素Na、ラウリミノ二酢酸2Na、ヒドロキシプロピルデンプン、ココイルイセチオン酸Na、マルチトール、コーンスターチ、シリカ、マルトデキストリン、海シルト、サンゴ末、デキストリン、パパイン、パパイア果実エキス、BG
さて、いかがでしたか?
バブルは、開発者の処方の妙、サイエンスがぎゅっと詰まったアイテムであること、伝わりましたでしょうか。
現在、もっと使いやすいバブルを目指して改良中です!
ほかにも、バブルについてご意見やご要望がありましたら、お聞かせいただけますと嬉しいです!
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