榊Putterが製品化されるまでの物語 Part8

第11章 榊パターのモデル名

これまでのあらすじで榊Putterが商品として完成したのですがここで重要なことを忘れていました。

それは今回のモデルに名前をつけなければいけないということです。

パターのブランド名は「榊パター」なのですが今後違うモデルの発売も考えている為、今回のモデルには名前が必要とされます。

そこで榊原さんにどのような名前が良いか聞いてみました。

すると榊原さんは一言で「M」と答えました。

すぐに私もその名前で同意しました。

しかしなぜ「M」なのか。


それは第1章を読み直していただく必要があります。

今回のプロジェクトをスタートさせるきっかけを作って頂いた方。

つまり私と榊原を引き合わせてくれた方の名前が「三原さん」という方でそのイニシャルをとって「M」という名前になりました。


そしてその三原さんがこのパタープロジェクトをスタートするにあたって大事にして欲しいと話て頂いた事がありました。

それは「パターを作るのではなくストーリーを作って欲しい」と。

そこで考えたのがモデルを作るにあたって携わって頂いた方の名前をシリーズ物語にしていきたいという事です。

通常であればモデル名なので「M モデル」となるところでしたが、

あえて「M シリーズ」と名付けました。

このパターブランド作りは物語であり、これから商品化されても続いていくシリーズ物語なのです。

次のシリーズがどのような名前になるかは全く決まっていませんがこのパター造りには必ず人が関わります。

今後のパター造りでも様々な方が関わっていくと思います。

そしてその方たちと創るストーリーを名前に刻んでいきたいと思います。



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