石塚義将のU.S. PGAチャレンジ

石塚義将(PGAトーナメントプレーヤー) U.S. PGA Korn Ferry ツア…

石塚義将のU.S. PGAチャレンジ

石塚義将(PGAトーナメントプレーヤー) U.S. PGA Korn Ferry ツアーに挑戦中!YouTube 石塚義将のU.S. PGA チャレンジ インスタグラム @sakaki.putter パターブランド榊パターデザイナー 日本障害者ゴルフ協会名古屋・中部支部支部長

記事一覧

榊Putterが製品化されるまでの物語 Part10

第12章 世界の榊パターの反応 今回は世界の榊パターの反応についてお話ししたいとおもいます。 榊パターの発売予定日は2021年5月5日なのですがその前に世界に榊パター…

榊Putterが製品化されるまでの物語 Part9

第12章 ゴルフルール適合パターへ これまでのあらすじでパター、シャフト、グリップ、ヘッドカバー、証明板そしてケースのデザインが決定した榊パター。 ここからは世界…

榊Putterが製品化されるまでの物語 Part8

第11章 榊パターのモデル名 これまでのあらすじで榊Putterが商品として完成したのですがここで重要なことを忘れていました。 それは今回のモデルに名前をつけなければい…

榊Putter製品化されるまでの物語 part7

第10章 ヘッドカバー 前回までのあらすじでこの榊パターが完成に近いてきました。 しかしまだまだ完成には遠い榊パターです。 今回は榊パターを保護する為に非常に重要な…

榊Putterが製品化されるまでの物語Part6

第8章 証明書前回までのあらすじでようやく自信を持ってパターとして売り出せるレベルまで到達した榊Putterですがここからが本当の製品化に向けての取り組みとなります。 …

榊Putterが製品化されるまでの物語Part5

第7章 メッキの時代からコーティングの時代へこれまで榊Putterの性能やこだわりについてお話ししてきましたが次のモデルについてお話ししたいと思います。 今回製品化す…

榊PUTTERが製品化されるまでの物語Part4

第6章 榊Putterのパフォーマンスこれまで榊putterのこだわりについていろいろとお話ししてきましたが今回はパフォーマンス、つまり性能についてお話ししていきたいと思い…

榊PUTTERが製品化されるまでの物語PART3

第5章世界最高の製品管理これでデザインも決定し製品化に勢いのついた榊Putterですがここで大事な事を忘れていました。 それは製品管理です。 これまでにいくつもの試作…

榊PUTTERが製品化されるまでの物語PART2

第4章 所有感こうしてFirst Runで削り出しノッメンキ(RAW)でも最高のオーラを出すことに成功した榊Putterですが問題まだまだ山積みです。 つぎに次に取組んだ問題はデザ…

榊PUTTERが製品化されるまでの物語

第1章 榊原さんとの出会い遂に製品化が決定しR&Aへのルール申請を控えている榊PUTTERですが 今回はその榊PUTTERが完成するまでのお話と理論をお話していきます。 この話…

製作費35万円で世界最高のパターを削る

みなさんの使っているパターはどんなパターでしょうか? 世界には多くのパターが存在していますが本当にいいパターとはどんなパターなのでしょうか? 今回は榊原工機さん…

飛距離と方向性

ゴルフに於いて常に討論の対象になる飛距離と方向性 飛ぶが有利か、安定が有利か。 先の全米オープンの結果からすると、デシャンボーの優勝によってフェアウェーキープよ…

飛距離アップに必要なトレーニングとは?

多くのゴルファーの皆様が悩む飛距離UP。 飛距離アップしたい方は様々な努力をされているかと思いますが多くの方が伸ばせていないのでは無いでしょうか? と言うわけで今…

あなたのドライバーは本当に飛んでいますか?

皆さんは本当に飛ぶドライバーについてご存知でしょうか? 今回は実際に私がトーナメントで感じた本当に飛ぶドライバーについて投稿したいと思います。 皆さんはドライバ…

パターイップスの解消法。ストロークの練習をするほど悪化します

ゴルフのイップスカテゴリーの中で一番多いと言われているパターイップスですがなぜパターイップスだけがこれほどまでに多いのでしょうか? 今回は多くの方がパターイップ…

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世界で戦えるパターを1から作っています

現在私は(有)榊原工機さんと共同で1からパター作りをしています。 実現したいパターは世界レベルで認められるパターです。 それには材質、デザイン、性能、打感、形状…

榊Putterが製品化されるまでの物語 Part10

第12章 世界の榊パターの反応

今回は世界の榊パターの反応についてお話ししたいとおもいます。

榊パターの発売予定日は2021年5月5日なのですがその前に世界に榊パターを知って頂く為にインスタグラムを通じて宣伝を始める事にしました。

ちなみに榊パターのインスタアカウントは@sakaki.putterです。

インスタグラムを始めて1週間ほど経った頃、インドネシアのあるショップからDMがありまし

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榊Putterが製品化されるまでの物語 Part9

第12章 ゴルフルール適合パターへ

これまでのあらすじでパター、シャフト、グリップ、ヘッドカバー、証明板そしてケースのデザインが決定した榊パター。

ここからは世界に製品として認められる為に製品登録が必要となります。

製品登録は世界のゴルフルールを決めているある協会(協会から名前を出す許可が下りていない為"ある協会"とします。)への用具申請が必要となります。

そのある協会へ申請をし用具がルー

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榊Putterが製品化されるまでの物語 Part8

第11章 榊パターのモデル名

これまでのあらすじで榊Putterが商品として完成したのですがここで重要なことを忘れていました。

それは今回のモデルに名前をつけなければいけないということです。

パターのブランド名は「榊パター」なのですが今後違うモデルの発売も考えている為、今回のモデルには名前が必要とされます。

そこで榊原さんにどのような名前が良いか聞いてみました。

すると榊原さんは一言で「

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榊Putter製品化されるまでの物語 part7

榊Putter製品化されるまでの物語 part7

第10章 ヘッドカバー

前回までのあらすじでこの榊パターが完成に近いてきました。
しかしまだまだ完成には遠い榊パターです。

今回は榊パターを保護する為に非常に重要なヘッドカバーについてお話しします。

まずヘッドカバーとは何か?という事について考えてみます。

ヘッドカバーに求める事はヘッド部分を守る事。

これは普通ですね。

しかし私はそのパターカバーを見てどこの商品なのか?そしてどのモデ

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榊Putterが製品化されるまでの物語Part6

第8章 証明書前回までのあらすじでようやく自信を持ってパターとして売り出せるレベルまで到達した榊Putterですがここからが本当の製品化に向けての取り組みとなります。

パターを完成させる事だけであれば問題はさほどありませんが製品化させるとなると話は別です。

榊Putterがスローガンは10年後にあります。

第2章でお話ししたパターオーラです。

つまり私たちの目標は既に中古品になった時が目標

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榊Putterが製品化されるまでの物語Part5

第7章 メッキの時代からコーティングの時代へこれまで榊Putterの性能やこだわりについてお話ししてきましたが次のモデルについてお話ししたいと思います。

今回製品化する予定のパターはノッメッキとお話ししましたが、

それをベースモデルとしその上のモデルの制作に着手しています。

それは塗装です。

先にお話ししておきますが、榊PUTTERのベースモデルはノンメッキ。
メッキ加工してあってもなくて

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榊PUTTERが製品化されるまでの物語Part4

第6章 榊Putterのパフォーマンスこれまで榊putterのこだわりについていろいろとお話ししてきましたが今回はパフォーマンス、つまり性能についてお話ししていきたいと思います。

榊Putterの設計は他のメーカーと大きく違う部分があります。

それはロフトです。

パターを入れる原理は距離感+ライン。意外と単純。

その単純な話なのにパターは毎回入らない。なぜなのか?

それはパターは飛ばして

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榊PUTTERが製品化されるまでの物語PART3

第5章世界最高の製品管理これでデザインも決定し製品化に勢いのついた榊Putterですがここで大事な事を忘れていました。

それは製品管理です。

これまでにいくつもの試作を作ってきた榊Putterでしたがある日ある事に気が付きました。

それは今まで制作したパターは何本あるのか?という事です。

当然多くの方に試打をしていただいているのですが、

これまでに何本制作されたのか、誰が最後の仕上げを行

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榊PUTTERが製品化されるまでの物語PART2

第4章 所有感こうしてFirst Runで削り出しノッメンキ(RAW)でも最高のオーラを出すことに成功した榊Putterですが問題まだまだ山積みです。

つぎに次に取組んだ問題はデザインでした。

パターのデザインは所有感へと繋がります。

いくら性能や切削技術が高くてもやはり使いたいと思えるデザインでなければキャディバッグに入れたくないですよね?

というわけで様々なデザインを考えました。

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榊PUTTERが製品化されるまでの物語

第1章 榊原さんとの出会い遂に製品化が決定しR&Aへのルール申請を控えている榊PUTTERですが
今回はその榊PUTTERが完成するまでのお話と理論をお話していきます。

この話が始まったの2020年の4月頃、知人の紹介によりパターを制作されていると言う(有)榊原工機 社長の榊原崇さんと出会いました。

榊原さんの会社ではマシンニングセンターという世界最先端の5軸加工切削機器を所有していましたが、

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製作費35万円で世界最高のパターを削る

みなさんの使っているパターはどんなパターでしょうか?

世界には多くのパターが存在していますが本当にいいパターとはどんなパターなのでしょうか?

今回は榊原工機さんと共同で開発している榊PUTTERがほぼ製品化に近いた為、
完成品を2本作る事にしました。

因みに1本あたりの製作費だけで¥165,000です。

ぼったくりだ!と考える方も多いと思いますが実は最高のパターを作ると言うことは本来それく

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飛距離と方向性

ゴルフに於いて常に討論の対象になる飛距離と方向性

飛ぶが有利か、安定が有利か。

先の全米オープンの結果からすると、デシャンボーの優勝によってフェアウェーキープよりも、誰よりも飛ばし、少しでもグリーンに近づけ、短い番手で打てることが勝利につながった様な印象になる。

2位のマシューウルフも飛距離は出るほうだ。

上位の選手を見ても比較的距離の出る選手が多い。

この様な傾向は以前から分かっていた

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飛距離アップに必要なトレーニングとは?

多くのゴルファーの皆様が悩む飛距離UP。

飛距離アップしたい方は様々な努力をされているかと思いますが多くの方が伸ばせていないのでは無いでしょうか?

と言うわけで今回は飛距離アップに最適な方法をいくつかご紹介させていただきます!

まず初めに飛距離アップにする事はなんですか?

クラブ?トレーニング?ボール?

これと言って素晴らしい効果があるわけでは無いですよね?

ゴルフクラブも規制がありま

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あなたのドライバーは本当に飛んでいますか?

皆さんは本当に飛ぶドライバーについてご存知でしょうか?

今回は実際に私がトーナメントで感じた本当に飛ぶドライバーについて投稿したいと思います。

皆さんはドライバーを選ぶ時に何を基準にしていますか?

選ぶカテゴリーはいくつかあると思いますが、
「反発係数」「スピン量」「重心距離」「シャフト」「長さ」「バランス」
もしくは「お気に入りのブランド」と言ったところでしょうか?

ここで質問ですが、実

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パターイップスの解消法。ストロークの練習をするほど悪化します

ゴルフのイップスカテゴリーの中で一番多いと言われているパターイップスですがなぜパターイップスだけがこれほどまでに多いのでしょうか?

今回は多くの方がパターイップスに苦しむ理由について投稿したいと思います。

まずはパターイップスの原因についてお話ししたいと思います。

ゴルフのカテゴリーがティーショット、セカンドショット、アプローチ、バンカー、パターと考えた場合、この中で毎回同じコースをラウンド

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世界で戦えるパターを1から作っています

世界で戦えるパターを1から作っています

現在私は(有)榊原工機さんと共同で1からパター作りをしています。

実現したいパターは世界レベルで認められるパターです。

それには材質、デザイン、性能、打感、形状、バランス。

全てにおいて世界のマニアを驚かせることのできるパターを作りたいということで
現在ブランディングに携わらせていただいています。

そして今回は現在制作しているパターの原理について少しお話ししたいと思います。

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