仕事選びは『やりたいこと』を軸にするのではなく、『やりたくないこと』をどこまで許容できるかで選ぶべき

仕事選び、転職と言うと
『やりたいことをしましょう!』
『夢中になれる職種を選びましょう』
と言う言葉が溢れている。

そしてその言葉を鵜呑みにして、自分のやりたいことがわからず、自分のやりたいこと探すために書籍や診断、占いに手を出し、『自分のやりたいことってなんだろう…』と悩むことがある。

もちろん自分もやりたいことなんてはっきりわかっていないし、"やりたい仕事"だと思い入社しても、イメージと違い疲れて退社することもあった。

でも、今仕事選びに関してとても重要なことに気づいたので書いていく。

仕事選びとは、自分が『その職種のデメリットをどこまで許容できるか』が鍵だと思う。

何かを手に入れたら、メリットもあるがデメリットも同時についてくる。
これには例外がない。

何かを手にしたら、必ずデメリットもついてくる。

だから、仕事選びも"ついてくるデメリットを許容できるかどうか"で判断すると、長く続けられる。

仕事内容と給料はいいけど、長時間労働とか、朝早いけど給料安定とか、まったり薄給だけど、自分の時間をもてるとか。

デメリットとして何を受け入れるかを第1優先すると、長く続けられるような気がする。

なぜなら『覚悟』しているからだ。
入ってからショックを受けるのと、前もって理解しているのでは精神の動揺も違う。

そして、そのデメリットを理解して受け入れてるからこそ、メリットを深く理解できる。

やりたいこと、輝かしいメリット、そういった光を求めて行くのもいい。けど、光があれば必ず闇もある。

その闇を最初っから無いものとし、メリットしか理解せずに入社したら、入ったあとで「こんなことがあるなんて」とギャップに苦しんでしまう。

やりたいことを決めて入ったはいいが、見て見ぬふりをしていたデメリットに辟易してしまう。

だから、最初っからデメリットを理解し、耐えられるかどうか、許容できるかどうかで選ぶのが正解だと思う次第だ。

一見消極的かもしれない。
輝かしい光に向かって進まないのは何か違うと思うかもしれない。

けど、個人的にはこれが正解だと思う。メリットもあれば、デメリットもある。当たり前の話なのだ。

デメリットを受け入れられるからこそ、メリットを享受できる。
いつの頃からか、メリットばかりに目を向け、それ以外を受け取りたくないと言っていた。

けどそれはワンセットなのだ。
だから、自分が耐えられるもの、受け入れられるものを基準に選び、そして待遇もついてくるものを選ぶのが大切だと思った。

個人的な雑記でした。

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