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"自称"大足の僕が足を測定して靴を買った話

本記事の概要

自称大足で買う靴に困っていた自分が素晴らしい靴に出会った記録です。
素晴らしい靴に出会う前に履いていた靴は29cm~30cmでしたし、NIKEなどのおしゃれっぽい靴とかは横幅が気になって履けない感じです。
自分と同じ悩みを抱えている人の助けになればと思い、本記事を書きます。

私の足と靴

自分の足に合う靴が少なく、悩んでいる人は世の中にどのくらいいるのでしょうか。

靴を買いたくても合う靴がなさすぎて、店舗をいくつも渡り歩いて買うのに時間がかかってしまったり、買うことはできても、いつも同じような形の靴にたどり着いてしまう人多いのではないでしょうか?

かく言う私も自称大足で靴はあまり買いません。買いたいのですが、足に合う靴がなくほとんどの靴を妥協して買わなければならないため、躊躇してしまいます。そのせいで、足が痛かったり、爪が変形してしまったりすることが悩みでした。

しかし、自分の足がどのくらいの大きさなのか?なぜ合う靴が少ないのか?どのような靴であれば、快適に履けるのか?などは気にもとめてませんでした。

靴というのは、少し形が違うものがあるだけで、足がでかい自分は、頑張って入る靴を履くしかないと思い込んでいました。
きちんと測ったこともないのに、足がでかいと靴のサイズで決めつけていた自分を殴ってやりたいです。

出会い

出会いはいつも突然です。
きっかけは、苦労して見つけたすごいフィット感のあるスニーカーが破けてしまうことから始まります。月曜日のことでした。
破けたものを履き続ける訳にはいかないので、スーツ用の革靴でお茶を濁していましたが、普段スーツを着ない自分にとっては、優先的に解決すべき課題でした。

お茶を濁し続けてやっと訪れた週末の前夜、どこで靴を買おうかネットの海をさまよっていました。
これまでも、色々な靴屋で色々なメーカーの靴を試し履きしていましたが、このメーカーならフィットするというわけでもありません。
したがって、ネットで調べても、何が正しいのか、どこに行けば、フィットする靴が手に入るのかわからないという状況でした。

そこで見つけたのが、こちらです。

アシックスのストアでやってる靴のフィッティングサービスです。
なんと、3Dで足を計測して、足に合う靴をインソールで調整してくれるというではありませんか。これしかないと思った私は最寄りの3D計測ができる店舗に行くことを決めました。

3D計測

翌日、店舗に行くと、ネットで見た測定用の機械が鎮座しておられました。
早速、店員さんに足を測って靴を買いたい旨を食い気味に伝えました。
店員さんは快く、測定に応じてくれました。
店内が空いていたこともあり、すぐに測定してくれました。
もし、行かれる人がいたら注意なのですが、裸足になる必要があるのと、足に測定用の目印となるシールを貼る必要があります。
片足ずつ、機械に入れて、様々な観点を計測し、5分後、計測結果をまとめた紙が出てきました。

紙には、足の全長や、足の甲周りの長さ、小指の曲がり具合、足の裏の等高線(伝われ!!)などなどが書いてありました。

3D計測でわかること

3D計測でわかったことはたくさんあるのですが、その中でも驚いた2点を紹介します。

**1. 自分が思ってるよりも足が小さかった
2.足は左右で全然違う **

まず、自分が思ってるよりも足が小さかったという点です。
27.8cmくらいでした。これは流石にミスなのでは?と最初は思いましたが、
これはよくあることなのだそう。自称のサイズ=自分の履いている靴のサイズである人がほとんどだと思います。そこに落とし穴があるように思います。自分の場合には、横幅がでかいため、サイズをあげて入る靴を探すということをよくやっていたのですが、これを繰り返すうちに、そのサイズこそが自分の足の大きさだと誤認してしまったようです。冒頭にも述べたように普段は29~30の靴を履いていました。
自分の足よりもでかすぎる靴を履くことによるデメリットは思ったよりもでかくて、"指が浮いている状態"になってしまうそうです。詳しくは、測定してくれる人に聞くのが吉ですね。

次に、足は左右で全然違うという点ですが、文字通り、左右で全然違います。
私の場合は、右足の方が足の甲が高かったですし、そもそも足の長さも大きさも自分が思っていたよりも違いました。左右それぞれ合うように靴を設計する必要があります。

フィッティングした靴の素晴らしさ

店舗には色々なサイズや形のインソールが用意してあって、測定結果を元にソールを詰めてくれます。
やはり、私の足はでかくて、靴の種類自体は少ないということは測定しても変化なしでした。当たり前です。はい。

ウォーキング用のシューズにインソールを詰めてもらい、試しに店内を歩いてみました。

まさに感動でした。足裏にフィットした靴に人生で初めて出会った気がしました。歩いてみても、足がどんどん前に進むような感覚で、即、購入を決意しました。インソールを詰めたことによる代金が3000円くらいかかりましたが、そんなお金が気にならないほど良い買い物をしました。
計測した結果をメンバーズカードに保存しておく仕組みのようで、次回にアシックスで買い物をするときには、今回の計測結果を元にインソールを組んでくれるみたいです。また、計測結果が書いてある紙は購入する際にくださいとお願いしたら、プリントアウトしてくれました。

まだ、購入してから1週間くらいしか経っていませんが、最近は歩くのが楽しみで仕方がありません。ドラクエウォークが捗ります。

伝えたかったこと

まじで、靴のサイズとかで悩んでいる人がいれば、計測ができる店舗に行ってみるのがおすすめです。私はアシックスに行きましたが、他の靴屋やメーカーでもやってるところがあるみたいなので、そっちも個人的には気になってます。パンプスでも計測相談会なるものがあって、少し新鮮でした。

余談

ZOZOMATで同じようなことができるのであれば、期待したいですね。。
ただし、現段階では、上記で紹介した内容の下位互換になることは必至だと考えています。なぜなのか?
ZOZOMATは足裏の等高線までは精密に分からなそうだからです。それが分からなければ、私が体感したあのフィット感をインソールの組み合わせで再現することは難しいと思います。
あくまでもZOZOMATのyoutubeの動画をみて、個人的にそう思っただけなので、もし、それもわかるのであれば、本当に素晴らしいです。
別の記事で紹介しているのですが、ZOZOの株主でもあるので、頑張って欲しいです。