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次期フェラーリを予想する ~車好きは見ないでね~

みんなの憧れスーパーカー。スーパーカーといえばフェラーリやポルシェ、ランボルギーニなんだろうけど、あまり興味はない。個人的にはアメ車の方が好き。

勝手な分類だが、「いわゆる」スポーツカーを「スーパーカー」と呼び、マスタングやフォードGT、コルベットといったアメ車の事は「マッスルカー」と呼んでいる。

まとめて「スーパースポーツ」とすれば早いんだが、あえて分けている。そのあたりのこだわりは大目に見て欲しい。だってスーパーカーはかっこいいけど、乗りたいとは思わないんだもん。

フェラーリを運転する自分を想像すると、なんだかちょっと恥ずかしい。恥ずかしいというか似合わない。車の方だって「お前にはハンドルを握ってほしくない」と思っているはず。

エンジンパワーだけでいえばフェラーリやポルシェだって十分「マッスルカー」なんだが、フェラーリにマッスルカーの称号は似合わない。

逆にマスタングやコルベット、チャージャーに「スーパーカー」の冠も違和感極まりない。

ワイスピのドミニクがフェラーリやランボルギーニに乗っていたら変でしょ?

ダサいのに、なぜかかっこ良く見える。それがマッスルカー。スーパーカーは乗り手を選ぶが、マッスルカーは「来るもの拒まず」 理解しろとは言いません。

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Dodge Charger Daytona ( wikipediaより)


ランボルギーニでもこれは好き。エンジンは6000㏄超だけど、200馬力しかないので「マッスルカー」にはあたらない。お値段たったの3000万円。アヴェンタドールより安い。

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ランボルギーニ MACH VRT (CORNS AG.より)


注)知らない人のために・・・ランボルギーニは元々トラクターの会社です。今でも造ってます。知り合いから「愛車?ランボルギーニだよ。今度ドライブにでも行く?」と誘われてこれがやって来ても、「詐欺だ!」と怒ってはいけません。


スーパーカーにはほとんど興味はないwebmasterだが、唯一気になっているのがフェラーリの国名・地名シリーズ。最近だと「フェラーリ・イタリア」「フェラーリ・ローマ」などがある。

フェラーリのサイトを見たところ、イタリア系以外の名がついたモデルは

フェラーリ・メキシコ
フェラーリ・アメリカ
フェラーリ・スーパーアメリカ
フェラーリ・カリフォルニア

の4つしかない。しかも「メキシコ」は限定4台のレース用プロトタイプなので、市販車としてはアメリカ系の名前のみ。

なぜアメリカなのか?理由は簡単。アメリカ国内で売れているから。フェラーリといえど「媚びを売るため」いや「販売戦略」として売れている国の名前を付けるのはあたりまえ。売れてない国の名前なんて付けません。

ということは次期フェラーリにも売れている国の名前が?中国の富裕層に狙いを定めて、「フェラーリ・シャンハイ」か?

果たして中国でどれくらい売れてるのだろう。地域別の販売台数を調べてみた。

こちらのサイトによれば、2020年のフェラーリの販売実績は欧州や中東・アフリカが前年比2%減の4818台と後退、南北アメリカは前年比20%減の2325台。中国(香港と台湾を含む)は前年比45%減の456台とマイナス。

うーん、コロナの影響が大きかったのかなぁ。これではフェラーリ・シャンハイは当分おあずけだなぁ。

さらにサイトを読み進めていくと、「日本はアジア太平洋地域で最多の1085台を販売している」とある。しかも前年比24.7%増!

おお、これってもしかしたら、もしかするぞ!

フェラーリの年間生産台数はだいたい7~8000台とされる。このうちの何台が「フェラーリ・ジャパン(仮称)」になるのかはわからないが、そのすべてを日本国内で売り切るのは不可能であろう。日本人のみならず、海外のフェラーリファンにも知られている地名でなければならない。

東京、京都、大阪。知名度は国内外ともばっちり。大阪がちょっと弱いような気もするが、2025年には大阪万博が開催される。フェラーリと大阪市がコラボ・・・なんてことはあり得なくもないが・・・残念ながらこの3都市は却下。響きが悪い。声に出して車名を読んだとき、かっこよくないじゃん。

海外での知名度からすれば北海道か。開発・水利権目的で中国人が北海道の土地を爆買いしていたし、欧米でも雪質の良いスキーリゾートとして知れ渡っている。日本人にとっても悪いイメージはない。

フェラーリ・ホッカイドウ。Ferrari Hokkaido。うーん、いまいち。それに長すぎる。こうなったら北海道内の地名にするか。

Ferrari Niseko(ニセコ)
Ferrari Tomamu(トマム)
Ferrari Toya(洞爺)

候補地はいくらでもあるがどれもピンとこない。さらに方向性を変えて・・・アイヌなんかはどうだろう。アイヌ民族は北海道の先住民族だし、日本語とは系統の異なる「アイヌ語」をはじめ、固有の文化がある。

地域によって雰囲気も価値観も大きく違う共和国制イタリア。愛国心よりも郷土愛を優先するというイタリア人気質を考えれば、

日本にはアイヌがある。イタリアにモデナがあるように・・・

注)モデナとはフェラーリ本社のある場所。イタリア国 エミリア=ロマーニャ州 モデナ県。

といった具合に車名選考会議でプレゼンすれば、フェラーリの幹部社員にも共感されること間違いなし・・・なんだけど、

   Ferrari Aynu / Ferrari Ainu   フェラーリ・アイヌ

アイヌの発音がちょっと難しいかも。英語読みでアイヌー(ヌーにアクセント)、アイニュー、エイヌーとされる可能性がある。そもそもアイヌ語での「アイヌ」の正式な発音を知らないwebmasterが何を言っても始まらないのだが・・・

北海道、アイヌ案は捨てがたい。こうなったらアイヌのスーパースター・アシリパさんに登場してもらうしかないのだが、それだと人名になってしまう。残念ながらフェラーリに縁のない人名は採用されないだろう。

 Ferrari Asirpa  フェラーリ・アシリパ

めちゃくちゃかっこいいんだけどなぁ。アシリパという響きもいい。

 新発売! FERRARIーASIRPA
【ゴールデンカムイのアシリパさんとは関係ありません】

という注釈付でなんとかなりませんか、フェラーリさん。

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 yahoo shopping より



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