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知らなかった ~五輪聖火~

オリンピック東京大会の開会式でのワンシーン。大坂なおみ選手の聖火台への点火は、かっこ良かったと思う。

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(参考画像・・・東京新聞より)


驚いた事にこの聖火台、「置くスペースがない」という理由で現在は国立競技場から撤去され、東京・有明にある「夢の大橋」に移されたらしい。正確には「3分の1サイズのレプリカ(?)聖火台を設置し、聖火をリレー(移動?)」させたとのこと。

知らなかった。てっきり「聖火は開会式に点火し、大会期間中は絶えず燃やし続けるもの」ものとばかり思っていた。wikipediには


オリンピック聖火は、国際オリンピック委員会(IOC)の権限の元、ギリシャのオリンピアでともされる火。オリンピックの象徴でもある。オリンピック大会開催期間中、主競技場でともされ続ける。


とある。「オリンピックの象徴・代名詞」ともいえる聖火の移動を認めるIOCなんだから、是非とも以下の希望・条件も受け入れて欲しい。


「お金がないので、開会式は既存の陸上スタジアム(収容人員1万人)で行います」

「お金がないので陸上スタジアムは新設せず、開会式は既存の野球場で行いたいのですが」

「お金がないので陸上スタジアムは新設できません。開会式は観客席のない運動場・広場でやります」

「お金がないのでIOC委員の接待はできません。格安ホテルしか提供できませんが、それでもいいですか?」

「インフラ整備に投資しても、五輪後の維持費がペイできません。一都市開催ではなく、国内の複数都市で分散開催します」

「人口10万人の小都市なので、5万人以上の五輪選手・関係者を受け入れられません。国内の複数都市で分散開催させてください」

「人口50万人の小国です。5万人以上の五輪選手・関係者を受け入れると国がパンクします。隣国との共催でお願いします」



どれか1つかを認めるだけで2032年ブリスベン大会以降のオリンピックが大きく変わり、お金持ちの大都市・大国以外でも立候補が可能になる。どれか1つを認めるだけで、オリンピックが名実ともに「世界の祭典」となるような気がする。

「運動場でオリンピック」実現は不可能に近いだろうけど、なんか夢のある響きじゃありませんか?


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