ちょっとだけ残念 ～平岩優奈選手の髪色～

オリンピック東京大会。先日、体操女子団体総合の決勝が行われた。体操競技にはあまり興味はないが、実は密かに応援していた選手がいる。平岩優奈選手である。

理由はいたってシンプル。美人だから・・・ではなく、平岩選手の髪色がピンク、オレンジ、緑と、大会ごとに変わるから。（ホントは美人だからなんだけど、この場ではあえて否定します）

こちらのサイトによれば、

高校時代　黒髪（校則により染められなかった？）
大学時代　茶髪
だったが、2021年4月に武庫川女子大学から戸田スポーツクラブに移籍した後は

2021年4月　全日本選手権　ピンク
2021年5月　NHK杯　オレンジ
2021年6月　全日本種目別選手権　みどり

といった具合に「おしゃれ番長」ぶりを発揮していた。当然7月のオリンピック東京大会でも・・・と期待していたのだが、残念なことにオリンピック開幕直前に

「久々の落ち着いたカラー、茶髪での出場」

を宣言してる。

前述のサイトによれば、平岩選手は

オリンピックには「緑で出場したい」とコメントしていたが、なぜか代表合宿中のオンラインで取材では「緑はやめます。このまま（茶髪で）いきたいと思います。理由は秘密です」

と話していたそうだ。サイトでは、考えられる理由として以下の２つを挙げている。

・コーチや協会、所属先などから、緑色はやめるように指示があった
・平岩選手自身が、やはり落ち着いた髪色にしようと気持ちが変わった

真相はわからない。わからないけど、関係者が「緑色はやめるように」と指示をするはずがない。なにせオリンピック東京大会がテーマの１つに掲げるのが「多様性と調和」。「人種、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教、政治、障がいの有無など、あらゆる面での違いを肯定し、自然に受け入れ、互いに認め合うことで社会は進歩する」なのだから。

コーチや協会・所属先の皆様。今ならまだ間に合います。まだ体操女子の競技は残っています。「自らの意思で茶髪を選択した平岩選手」を説得してください。いろいろな事情があって髪色を話題にするのは気まずいかもしれませんが、平岩選手は「理由は秘密です」と大人の対応ができる人格者です。きっとわかってくれます。今更どうやって切り出せばいいかわからない？簡単です。以下の文章をそのまま読み上げてください。

「次の競技の髪色決まった？えっ、次も茶髪でいくの？そうかぁ、茶髪なのかぁ。髪染めるのって時間かかるから仕方がないよね。まぁ平岩選手が決めたのなら別に何色でもいいんだけど・・・そうかぁ、茶髪かぁ・・・個人的にはピンクか緑がよかったんだけどなぁ・・・いや、決めたのならいいよ。気にしないでね。それより次の競技も頑張ってね。応援してるから。うん、じゃあ・・・そうかぁ、茶髪なのかぁ・・・・残念だなぁ・・・ピンクに1000円賭けてたのに・・・ワンポイントでもいいから染めてみない？選手村に出張できるヘアサロン探して・・・あ、もしかして行きつけのショップってあるの？出張ってやってる？うーん、選手村への入場パスはなんとかなると思うんだけど・・・いや、どうしてもって訳じゃないんだけど・・・世間ではなんか勘違いしている人がいるみたいでさぁ・・・・どう？次もやっぱり茶髪でいくの？」

もしかしたら平岩選手が心変わりして笑顔ルンルン、新生「おしゃれ番長」の雄姿が見られるかもしれない。