ワズビル埼玉2日間の思い出日記

2024年2月10日・11日に行われたポルノグラフィティ19thライヴサーキット”PG was't built in a day"さいたまスーパーアリーナ公演に行ってきました~!ネタバレがある感想は北海道公演のときに残しているので、今回は旅日記ということでライブで披露された曲のネタバレはありません。


遡るは1カ月前、同ツアー北海道公演に参加し、あまりにも最高のステージを目の当たりにした私は航空券と宿とライブチケットを購入していたのでした。
ライブの余韻に浸っていたら爆速で埼玉公演当日。
時が過ぎるのは早いものだと思う。さすがに。


この時期の太平洋側はカラッと晴れる日が多く、飛行機欠航の不安も無し。前回のツアーで購入した「pornograffitti」と書かれたTシャツに「pornograffitti」と書かれたスカジャンを着て出発。過去、外国人観光客も泊まるゲストハウスの供用スペースで「pornograffitti」Tシャツを着てくつろいでいたときに、外国人に信じられないという視線を向けられたことを思い出します。

ライブ遠征のベテラン友人にさいたまスーパーアリーナへの行き方を伝授してもらい、空港からシャトルバスを利用。かなり直前に宿を確保したため、ライブ会場周辺の宿は高すぎた。ということで大宮駅のカプセルホテルを拠点にします。
カプセルホテルの宿泊者をチラ見するとポルノのグッズを身につけている人もチラホラ見られました。
数年ぶりのカプセルホテル宿泊は、記憶よりも身体が休まらなかったです。ぜんっっぜん寝られなかった。身体がライブで興奮状態だったのか、年齢のせいか。

落ち着かなかった理由として、忘れ物が多すぎたこと。メイクポーチを家に忘れてきてしまい、コスメ一式が無かったのです。どうせコスメの底が尽きれば買うものですが、一気に買うので結構痛い出費。ライブのチケット1回分よりお金払った。ライブ中に披露されたことを忘れないようにメモ帳を持ち込もうと策略していたのもすっかり忘れていました。あと酔い止めを忘れたので移動中はゲロゲロでした。忘れてることだらけ。


ということではじめてのさいたまスーパーアリーナ。
あらかじめ施設周辺の情報を集めていましたが、遠征パイセンには「周辺なんもないよ」と言われていたので、戦々恐々としていました。
実際はデカいビルあるしコンビニあるし商業施設ありまくりだし、「なんもないとは?」でした。というか駅直結だし。方向音痴もニッコリ。
電車のアクセス良いし、スペース広いし、何でもありましたね。本当に。これは田舎者の感覚なのでしょうか。なんもないとは?

大宮駅はでっかいすすきのみたい(この例えがもう田舎者)。
飲み屋さんが多いし、お笑い好きとしては大宮ラクーンシアターの存在も確認。埼玉ってめちゃくちゃ都会ですわ。さいたまに移住しよかな。

1日目は長いことSNSでつながっている方と初対面。2日目には、大学時代の友人と再会。
ライブ会場で誰かと会うことをず~~~~っとしてこなかったので実績解除しました。
大学時代の友人はお仕事先の同僚の方に誘われて参戦したとのこと。
口を開けばポルノのことばかり言っていた私を思い出してくれた友人から、「きっと居ると思って連絡した」と言ってくれました。う、ウレシ~~~~!大学時代は飲み友だちだったけど、就職して離れちゃったから久々に会えて嬉しかった。こういう繋がりをポルノは作ってくれる。

インターネット弁慶なのでSNSでつながった人とできるだけ会わないようにしていたのですが、ライブのテンションにあてられてフォロワーとご挨拶させていただきました。
自分と同じ熱量でポルノのことについて会話できるのが幸せで、お友だちをつくるってこういう感覚だったな~と小学校時代を思い出すなどしました。


1日目の座席は一般先着販売で購入。スタンド400レベルの23列目。後ろに座席はなく、飛び跳ね放題でした。ただ通路側で下を向けばあり得ない角度の階段があるのでちょっと怖かった。しかし通路がちょうどステージまでの対角線上にあり、視界はありえないくらい良好。
会場のど真ん中に立つポルノグラフィティに何本ものスポットライトが浴びせられるのを俯瞰定点で見られました。かっこよすぎてキャーキャー言ってました。声出し制限がないので、一人で「かっこいい」「最高」「大好き」「カッッッッッッッ」言ってました。うるさくしてゴメン。
2日目の座席は注釈付き指定席を購入。スタンドの一番端。ステージを真横から見る席。200レベルの15列目くらいだったかな。忘れた。公演ギリギリに買ったわりにステージが近くて最高だった。注釈付き席ってもしかして当たりなのでは……?と思ったりした。

1日目の景色。見晴らし良すぎ
2日目の景色。3倍ズームで画質が終わるiPhone11



内容を知っていてもライブはとっても楽しくて、ゆるふわMCから曲の切り替え、映像と照明の迫力に改めて驚かされる。正面から見たい気持ちもあったけど、北海道公演で見たし円盤に残るし。
特に2日目は円盤でよく見る画角、横顔のアングルで、0番の昭仁さんの1歩後ろに晴一さんの立ち位置があって、二人が正面向いて歌う姿を真横からじっと見ていました。定点映像は現地の自分の位置からじゃないと見られないからね。

アイドル用語なんですよね、0番。ステージのど真ん中。
ロックバンドとはいえ2人組だから、0番を挟んだ立ち位置でも何も問題はないんですが、3人時代の名残なのか、バンドだからというこだわりか、ボーカルの昭仁さんは誰よりも前で、ステージのど真ん中に立っているのです。
それが大好きだな、と。真ん中が似合う。
歌の見せ所で、ステージ全体が赤い照明に染まるなか、1本の真っ白なスポットライトを浴びて歌う瞬間、あまりにも格好よかった。

ポルノグラフィティに伸びるスポットライト大好き

ギター担ぎながら縦横無尽にステージを駆け回る晴一さんもかっこいい。時に険しい顔をしながら、大げさにギターを動かしながら演奏したり、客席に指を指す姿も様になる。
「ポルノのおかげで頑張れてますと言ってくれるけど、お互い様だからね」とMCで言ってくれました。嬉しいなぁ。
SNSで好き好き言ってるだけでも、巡り巡ってポルノの力になってるのならこんなに嬉しいことは無いです。
20周年の東京ドームライブで大団円解散です!と言われてもおかしくないなと覚悟していたこともあったから、楽し過ぎる25周年を過ごせているのが何たる幸せか。「これからも」と言ってくれるのが嬉しいね。
秋に何するか決め始めてるんでしょ。そうなんでしょ!?


衝動で購入した埼玉公演が終わって、ちょっとだけ人生燃え尽き症候群になっておりました。
私の人生、ポルノくらいしか派手な彩りがないんだな……って悲しくなっていました。
実際はそうじゃないし、好きなものも楽しみにしてるコンテンツも沢山ある。でも高い交通費が苦にならなくて、無茶な旅程を組めて、そんな自分をまるごと肯定してくれるような幸福感に浸れるのはポルノだけなんだよな……と思う。
お金を払えばその分の満足が得られるものは多いけど、それ以上のプレゼントがもらえた気になる。
小学生のときからずっとポルノを聞き続けてきて、当たり前のようにそこに居てくれることのありがたさをより強く感じるようになったし、大人になったからこそ、クオリティを維持し続けることの難しさを理解したからかな。
当たり前のように歌って演奏しているけど、普通の50歳はあんなに動けないから、相当鍛えてるよな。かっこいい。


昭仁さんのポルノの先頭に立つ姿、晴一さんの言葉の届け方をずっと尊敬しています。ポルノとしてステージに立つ、パフォーマーとしての立ち居振る舞いが好きです。
””自分の人生とポルノ””を重ねてライブに来る、重めなファンではある自覚はしています。
でも、ライブの終わりに時間を掛けて客席にお礼を言って回る姿を見て、ポルノを好きになれて良かったなと思えるのです。


この記事を書いているのはワズビルツアー折り返し公演が終わった頃。
最高ツアーが終わるのが寂しすぎるので、どうにか日本をもう1周してくれないかと思うし、どうにかしてあと10回は行きたい。
でもそうするなら新しいポルノグラフィティの公演が見たいので、その舞台を見届けられるように仕事するぞ!なんなら転勤して遠征しやすい場所に住むか!!

有明公演1日目で会いましょう。できれば2日目は配信してください。できたら早めにデビュー25周年当日のライブを発表してください。私に生きがいを与えておくれ。

ありがとう さいたまスーパーアリーナ


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