2020年4月1日(水)

4月。新年度を迎えた。この春で大学を卒業して会社員になって早いもので8年目となる。雪が溶け始め少し暖かくなり、普段は緩みきっている気持ちが少しだけシャキっとなるこの季節だけれど、今年は少し様子が違う。新型コロナウイルスによって世の中がひっくり返っているのだ。生まれて初めて経験する世界の危機。年明け、アメリカがイランの革命防衛隊司令官を殺害したことでよもや第三次世界大戦勃発か?と騒いでいたのがすっかり霞んでしまうほどに、生活の全てを未知のウイルスに掻き乱されている。人が死に、経済が停まり、マスクが2枚配られる。こんなことになるなんて一体誰が想像しただろうか。しかし、いつまでも下を向いていても仕方がない。少しでもポジティブな捉え方をすると、この先の人生でこのような状況を経験することはそうそうないだろう。そんな訳でせっかくなので、毎日の生活で思ったこと、話したこと、食べたものなど、このディストピアに生きる生活の記録を付けていきたいと思う。続くかな。

朝から普段通り会社に行き、仕事をした。在宅勤務が推奨されているものの、結果的にはほぼ出社している。システム的にオフィス外で出来ることが限られているので仕方がないと言えば仕方がない。お昼は久しぶりにカフェ・エッシャーに行った。地下にあるお店なのでスマホの電波が入らないので、カレーを待つ間、Amazonプライム・ビデオでダウンロードしていたモダン・ラブの6話目を観た。若い女性と父親ほどの年齢の上司との関係が綴られた話であったが、内容が薄くそこまで好みではなかった。やはり1話目のドアマンの話と、2話目のマッチングアプリ開発者の恋愛話がとても好きです。カレーはサーモンフライとインゲンのトッピングのものを食べました。福神漬けとセットで出てくる野沢菜漬けが妙にカレーのスパイスとマッチしてとても美味いのだ。そして食後にアイスクリームが付いてくるのも嬉しい。ジャズのレコードが飾られている少し薄暗い店内でカレーとアイスを食べる。満足感の高いお店です。

仕事を終わらせ、夜は彼女とスギモト酒店でご飯を食べた。こじんまりとしていて素敵な場所であった。少し苦味のあるセロリのパスタと、お洒落なラムチョップが絶品だった。ワインを飲めるようになったら、この手のお店での食事もグッと楽しみ方が広がるんだろうなと思ったものの、長い間ビール一杯でひっくり返る下戸をやらせてもらっているので、絶対に無理だと思い直した。

家に帰り、先週のオードリーのオールナイトニッポンで、若林が電気料金を払い忘れ冷たい水のシャワーを浴び、普段は餅巾着くらいの大きさのキンタマがかちかちのクルミくらい縮み上がったという話を聴き、笑いながら寝入った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?