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人生についての考え方

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うしをいが書いた人生についての考え方に関する記事をまとめています。
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2021年7月の記事一覧

鈴木会長には91歳でも、勉強してほしかった

自動車メーカーのスズキの鈴木修会長(91)が会長を退くそうである。そして、この退任に関して、少し気になる記事があった。それは、日経新聞が伝えていた内容で、鈴木会長が 「電動化の時代、モーターや電池など新たな技術が皆目分からなくなった。90歳を超えて新たな勉強は今更できない」 と話していたと伝えていることである。 6月に報道されていたようであるが、ぼくは、上記の記事で初めて知った。 この記事について、ぼくは気になった。というか、残念に思った。 ぼくは単純に、鈴木会長の

「何もしない贅沢」を楽しめなくたっていい

連休とか長期休暇とかのたびに話題になる「休日の過ごし方」。 テーマパークに出かけたり、マラソンしたり、本を読んだり、場合によっては資格の勉強したりと、詰め込み型の過ごし方に対して、最近「何もしないのが一番の贅沢」という意見も聞かれるようになった。 「イタリア人とか、フランス人は、バカンスに1ヶ月出かけて、プールサイドとかでぼーっと過ごすだけ」なのだから、この行動を「日本人も見習おう」とか、そうすれば「日本人も少しは心が豊かになる」といった論調が多いと思う。 ぼくも一時期

コロナで甲子園に出られない高校球児に言ってあげたいこと

コロナの陽性が判明し、甲子園に出場できない学校が出たというニュースを見た。 ぼくは、野球の専門家でもなんでもないのだけど、一応彼らよりも長く生きてきた身として、高校球児たちに言ってあげたいことが一つだけある。それは 「これまでの活動は絶対に無駄にならない」 ということ。高校球児は、みなこの甲子園を目指して努力を重ねてきたのだろうと思う。そして、残念ながら、野球の実力とは別の事情で、甲子園に出られなかったのだから、その悲しみは、とても言葉では表現できないと思う。 でも、

結婚とは「次のオリンピックの開会式を見る人が決まっている」という事

最近、結婚を選択しない人多いし、それを全く否定する気はない。でも、ぼく自身は「結婚はいいものだ」と思っていて、お勧めはしたいと思っている。 とは言え、たまに「結婚のいいところは」と後輩に聞かれても、奥さんの怖いエピソードばかり話してしまい、あまりその思いは伝えられていない状況である。 でも、昨日奥さんと家のリビングでオリンピックの開会式を見ながら 「次のオリンピックの時は、もっと派手な演出が見たいな」 と、なんとなく話しながら思った。 「奥さんと結婚していなかったら

考えてみれば、この世は楽しいことだらけ

この1年、コロナのせいで飲み会も旅行も、とにかく楽しいことはほとんどできなくなった。でも、逆に言えば、これまでこんなに楽しいことを、回数も場所も規模もなんの制約もなく、いつでもどこでも、自由にしていたわけだ。 月曜日から飲み会をしたっていいし、(調整はいるけど)1週間休んで、ラスベガスに旅行に行ったっていい。もちろん、仕事とか、家族とか、お金とか、それなりに制約はあるものの、でもやろうと思えばできないことはないのだ。 そう考えると、実はこの世は楽しいことだらけなのではない