胃カメラを飲んだ

36歳にして初めて胃カメラを飲みました。

もともと胃はかなり弱いのだけれども10月に入ってからかなり調子が悪くて、食道に何かちょっと物が詰まっているような感覚もあるし、日中常に痛い感じもあるし・・・。
逆流性食道炎とかそんな感じだろうかと思ってガスター10とか飲んでごまかしていたのですが、さすがに何かあったらやだなと思って一念発起し家の近所の消化器科へ。

どんな感じだったかとか、受けている人はいくらでもいるので書いてもアレかもしれませんが、書いてみます。ちなみに鼻からカメラを入れました。

最初に口の奥に凍らせた麻酔を放り込まれて、溶かして少しずつ飲んでくださいね~と言われ・・・。
喉の奥が麻酔で感覚があんまり無くなってしまい、唾とかうまく飲み込めない感じになりました。かなり焦る。
次に鼻の奥を広げる薬剤みたいなのをスプレーされ、さらに両方の鼻の穴に麻酔を塗った綿棒を入れられて効くまで待ち、最後に先生がカメラが入りやすい方の鼻にトドメのように麻酔を入れ、それを吸って飲み込んでやっと準備が整う感じでした。

カメラが鼻から入って少しの間は別にそんなに痛い感じもなく、あれっ割と楽だな・・・と思っていたのですが、喉のあたりまで来て、はい(カメラを)ごくんと飲み込んで~と言われてそうしたところ、一気に嘔吐反応が出てあらゆる汁が顔面から流れ出る感じになりました。
施術中に背中をずっとさすってくださっていた看護師さん、ありがとうございました・・・。

胃までカメラが到達してしまえば(到達した感覚はある)、不快な感じはあるものの、そこまでキツくはなかったです。よだれとかは常に出ていましたが。
しんどいのでしばらく目をつぶっていたのですが、ふと目を開けるとモニターに自分の胃の中が写っており、いつもありがとう、と多少思いました。

麻酔などの準備に15~20分、胃カメラ自体が10~15分という感じでしょうか。カメラを胃から抜くときは特に辛くなかったです。

結果は「異常なし」でした。
ついでにピロリ菌の検査もしてもらったけれどそれも異常なし。
食事に注意しつつ、とりあえずお薬出してもらって様子を見る感じに。
知らないうちにストレスが胃に来たのかもしれない。

胃カメラ、鎮静剤で寝ている間に入れてもらうような方法も場所によってはできるそうなので、できれば次からはそうしたい・・・と強く思った次第です。とにかくキツかった。
でもまあ万一何かあったら家族に負担をかけてしまうし、年齢的にもだんだんおっさんになってきているので、つらいけどバリウムなり胃カメラなりは定期的に受けようと思いました。

しかし鼻でこれだけ辛いのだから口から入れたらどんな地獄になるのだろう・・・。

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