1日1冊本を読んだら多読家の人が穏やかな理由がわかってきた
わたしは2019年に入ってから、お昼休みのツイッターいじりをやめて本を読む時間に充てるようになりました。
そうすると、なぜ本を読む人が穏やかなのか理由がうっすら見えてきました。
「なんで本を読んでる人って怒りっぽくないんだろう、すぐ人を否定しないんだろう」
そんな疑問を持っている方に役立つ内容になれば幸いです。
目次
1.視点が増えるから
2.想像力がはたらくから
3.寛容になるから
4.おわりに
1.視点が増えるから
本を読むことは、人生を読むことであり、著者の視点を知ることでもあります。
全く同じテーマを扱っていたとしても、著者のバックボーンによって本の視点は変わっていきます。
おなじ「学歴」について語る本だとしても
中卒で起業した人は「学歴なんて不用」と言い
ハーバード大学を出て弁護士になった人は「学歴がなければ話にならない」と言うでしょう
これはどっちが正しいとかいう話ではなく「どっちの意見もあるよ」ということです。
本を読めば読むほど、色んな意見に触れることになり視点が増えてきます。
そうすると「会社なんて辞めよう!フリーが最高!」「会社こそ最高!フリーなんてみんな死ぬ!」といった偏った意見も冷静に見ることができるわけです。
2.想像力がはたらくから
視点が増えていくと、想像力が豊かになります。
「20代は一度しかない!若いうちにまん海外旅行に行っといたほうがいいよ!」
こういった発言に出会うと、20代の方は「たしかにそうかもな」と思ってつい衝動で旅行に行きたくなるかもしれません。
ですがこの発言をしているのが旅行会社に関係する人だったらどうでしょうか?
上司に言わされてるのかもしれませんし、旅行が好きだから過剰に旅行に思い入れがあるのかもしれません。
良い悪いという話ではなく、その人の背景を考えると言葉の意味が変わってくるのです。
尖った意見に出会っても、その人の背景を考えることで反射的にではなく、頭で考えてから反応する癖がつくのです。
3.寛容になるから
多様な視点と想像力がはたらくと、寛容になれます。
言葉を正面から受け取るのではなく、背後を見るクセがつくからです。
こういった背景から、この人は攻撃的なことを言うんだな
この行為にも理由があるのかもしれない
相手の言葉を直に受け取らない分、冷静でいられるシーンが増えるのです。
そしてこの効果は相手からの言葉だけでなく、自分にも及びます。
ひどいことをされて怒りや悲しみを覚えた時も「自分が傷ついている理由はこうだ。なぜなら」といった風に俯瞰で観れるからです。
相手と自分に距離を置くことで、冷静さが保たれ許せる率が高くなるわけですね。
「なるほど、本を読めば優しくなれるんだな。じゃあどんな本読めばいいの?」
そう思われた方は「いい人をやめると楽になる」を読んでみると、許しについての理解が深まるのでおすすめです。
色んな視点を得るためには乱読が1番(自分の知らない視点に触れることが出来るから)なので、信頼できる人に勧められた本は無心で読んでみることにしてます。
これもまた、おすすめです。
4.おわりに
以上が、多読家が穏やかになる理由についてでした。
2019年3月も終わりに近づき、今年読んだ本も40冊をこえてきました。
まだまだ読書家とは言えませんし、多読とは程遠い分量です。これからも日々精進していきます。
今回はまとめ記事になりましたが、一つの本について深掘りしていく記事を書いていく予定です。
よろしくお願いいたします。
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