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デストピアシリーズ2女性相談センターのお話。

こんにちは!うさぽんぽん!

今日は
「東京都女性相談センター」
について書くよ。


私、勘違いしていました。

女性支援ってとても素敵な活動だと
思ってたんです。

だってさ、
良いことばっか言ってるじゃん?

騙されたよ。
嘘ばっかりだよ。
二度と信じないよ。


なぜ、絶望している人間に絶望を重ねてくるのかが私には分からない。
本当に理解できないんだよ。

いったい支援ってなんなんだ?

デストピアシリーズ1

シリーズ1でも書きましたが、貧困ビジネスの保護施設にぶち込まれる前に「東京都女性相談センター」のシェルターに入れられたので、シェルターのお話を書こうと思う。


「東京都女性相談センター」とは?

東京都女性相談センターは、女性からのさまざまな相談に応じています。同時に、配偶者からの暴力(いわゆる「ドメスティック・バイオレンス=DV」)で悩んでいる人のための配偶者暴力相談支援センターでもあります。緊急の保護や自立のために支援が必要な女性の相談を受けています。
東京都福祉保健局


その日、管轄の区役所から、
相談員とタクシーでシェルターに
向かった。

住所は教えられないからと言われ
どこに行くのかも分からず
ただ、タクシーに乗せられました。


怖いですよ…


これからどこに行くのか、
どこへ向かっているのかも分からず、
知らない人とタクシーに乗るなんて。

しかも、数時間前まで私に向かって暴言を吐きまくった相談員と2人きりで。


本当に嫌だった。
暴言を吐き返してやりたいくらい
ムカついてた。


せめて、どこの区なのか
教えて貰えませんか?と聞いても
「ダメ」


仕方がないので黙って乗った。


センターに行く前に内科の病院に寄って血液検査をした。その結果を見て医師が貧血が酷いのでと言って鉄剤を処方されまたタクシーに乗った。

病院に寄り血液検査を行うのは
決まりらしい。


建物の前に着き、
相談員と中に入り面談室に通された。


書類にサインをし、おおまかな説明を受け、建物内の案内と細かな説明は歩きながらしますと言われてそれに従った。


そこで、相談員は帰った。


シェルター内にある職員室で、通信機器は全て預かりますと言われ、電源を切りスマホを渡した。ジップロックみたいなものに入れられ保管庫へ。


私はバッグ以外は何も持っていなかったので、洗面道具、パジャマ、下着、タオル、コップを貰い部屋に案内された。

割と衝撃だったのが、便所サンダルを渡されたこと。色んな色があったので赤を選びましたがwww

後々、重宝したので助かった訳ですが…

私はマキシマムザホルモンの
腹ペコかよwww

便所サンダル

あと、他の利用者達のパジャマは
ピンクのパフスリーブとか赤のチェックとかカワイイ花柄なのに、私だけ…

ばーちゃんが着るようなガーゼで出来た「寝巻き」を渡された。

えwこれ?って聞いたら、今在庫がそれしかなくてごめんね🙏🏻された。

そして、薄手の長袖のパーカーもくれた。

目がチカチカする蛍光色のパーカーを見せられてどの色がいい?と言われたので、真剣に悩んだ末にオレンジを選んだ。

定番の色とかないのかよ…
と心の中で思ったw



部屋で着てみたら…まるで悟空。
又はみかん星人。
選択ミス。もう着たくないww


部屋に案内された。
カーテンで仕切られているだけの
2人部屋。嫌だった。

先住人が部屋にいてですね。
「うさぽんです。よろしくお願いします」と挨拶したら…

ガッツリスルーww
まぁ、いい。


その後は、私は怪我もしていたので
センター内の医師の診察も受けた。
身長や体重、血圧などの簡単なチェックもされた。


一通り案内も終わった辺りで
夕食になった。


東京都女性相談センターの食事は、おかずの品数がとにかく多くて、フルーツもついてて、ごはんと味噌汁はおかわり自由。とにかく食事は良かった。
有難い。

食堂の席は各自決まっていた。
食べ終わったら、汁物と分けて入れるようになっていた。

食べ残しを全て計っていて、食事の管理に役立てていると職員が言ってた。

地下に食堂やカウンセリングルーム、医務室があった。

消灯は22時。
それまでは自由時間。

ただし、1日の中で昼間に1時間しか外には出られない。

・ベランダは出るのは禁止。
・窓は5cmまでは開けるのOK
・窓から外を見るのは禁止
・窓の近くには立ってはいけない
(ゴルゴかよ!)
・利用者同士の身の上話は禁止
・電話番号の交換禁止
・金銭の貸し借り、物の受け渡しも禁止
・母子ゾーンと単身者ゾーンの
行き来は禁止
・他の利用者の部屋の入室禁止
・申請以外の外出禁止

スマホもない、お喋りする人もいない、テレビも本もない。外にも出られない…
暇すぎて狂いそうになる。


初日の消灯…

隣の人がガサゴソしだした。

ビリビリ…
ガシャガシャ…
ビリビリ…
ペラペラッ…
ウォォオオオオ…
ゴニョゴニョ△%ЁЙМРЗДЁ…

雑誌をめくる音と破く音。
唸り声と泣き声…
トラビス語(鳥肌実)を話しだして
1時間位…


突然歩き出し
叫びながら部屋の電気をパチパチ…
ON!OFF!パチパチ。


((((;゚Д゚)))))))


オイオイオイ…
寝れねぇええええええ!!


なにやってんの?www
と思ってカーテン開けてみた。


立ったりしゃがんだりして
叫んでる。
ぶどうジュースを冷蔵庫の前に
撒き散らしていた…


「うるせぇーよ!!!」


と、声をかけてみたwww


ウァアアアアアアアア!
叫んで飛びかかってきたので
突き飛ばして職員室へGO!

バイオハザードかよ!!


隣の人暴れてます!!!
寝られません!!!!!


職員がその人を別室に連れて行った。


そして、職員が一言。

「ごめんね、みんな夜になると情緒不安定になるのよ…」

( ゚д゚)ポカーン

あれ、情緒不安定とかじゃないだろw初日から何がなんだかww


とりあえず、その方はその後戻ってくることはなかったし、シェルター内でも見かけなくなった…

その後、どうしたんだろ…

2人部屋だがひとりで使えるようになったので、結果オーライ!!ラッキー!


もぅ1週間が長くて長くて
どうしようかと思った。


次の日、昼間に1時間だけ許されていた散歩に出てみた。

その時渡されたカードがあって
職員室の電話番号が書いてあって
迷ったら電話するように言われた。

お金は持って出てはダメなので10円渡された。

散歩へGO!
初めての街なのでやっぱり迷った…

全く分からない。
公衆電話もない。

道行く人に聞いてみたけど
女性相談センターは知らないと言う。

やっと公衆電話を見つけることが出来たのでかけた。

「動かないで待ってて!」

そう言われたのでそこで待ってた。
30秒位で知らない人が居た。

帰るよ!と言われたので
すみません、ありがとうございます!と言ったら、微笑まれた。
ゾワッときたょ…


だってさ、そこから10分強かかったのに、なんで30秒位で迎えにこれるの?

テレポート?w

カードに仕掛けがあるのか、尾行されてたのか知らんけどもお迎えが早すぎて怖かった。

シェルターについた時に、利用者専用の入口を教わった。

庭の裏道みたいな感じの所を歩いて、薄暗い小さな門みたいな所をくぐって、更に歩いて中に入る。

なんだこれ。
私はクレアか…兄さん助けて…

エレベーターが近くにあるのでそれを利用してシェルターの階までいく。


Twitterにも書いたが、2階がナゾ。
暗くて閉鎖病棟の入口みたいになっててとても不気味だった。


なんだこれ?と思って職員に聞いたけど、2階は職員以外は立ち入り禁止と言われただけだった。


1階は広いフロアに何百人ものスタッフ。何をしているのか分からない。


私は、この不思議な建物に約10日程いた。

その後、貧血治療という名目でシェルターの近所の、中規模病院へ入院することになった。期間は決められていない。

そして、私は入院希望はしていない。
強制だった…


シェルターを出る日、職員が言った一言が未来を予測していたとは、その時は気がつかなかった。


「今後、とても大変な事が沢山あるだろうけど、何があっても頑張るんだよ!私は、離れていても応援しているからね!!」

なぜか、職員が泣いていた。

私をハグしながら、
内緒だよ?と言って泣きながら
飴とチョコレートをひとつかみくれた。

ありがとうございます!
チョコレートがめちゃくちゃ
嬉しかった!!

応援も優しい言葉も
嬉しくて感謝した。


しかし…


そこから、数年間…
私は貧困ビジネスの保護施設で
暮らすことになる。


デストピアシリーズ2
女性相談センター編
END


まったねー!

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