デストピアシリーズ3保護という名の闇
こんにちは!うさぽんです!
前回、デストピアシリーズ2
女性相談センター編を書きました。
私は、人生を楽しむために支援が必要な方は公的な支援を受け、生活を安定させるということはとても大切だと思っています。そして、全ての支援団体が要らないとも思っていません。
ただ、悪質な支援団体が多すぎる。
何が悪質かと言うと、表向きは自立支援とうたっているのに、自立を阻害する支援を行っていること。
寝る部屋と冷凍食品やレトルト食品や弁当を与えられるだけの家畜のような扱いだ。生かしておくだけ。
これが貧困ビジネスの自立支援施設だ。
支援者達は、家畜である利用者から生活保護費や年金を奪い取っているようにしか私には見えなかった。
ただ、住まわせておくことを自立支援と呼んでいる。
私が家畜に成り下がったと感じた瞬間は何度も何度もあった。支援者に絶対服従をしなければならない場面で、特にそう感じた。
自分の人生なのに、自分で決めることが出来ない揺るがない事実と現実にとても腹がたった。
憎たらしい口調で指示してくる職員を殴り飛ばしたくなったし、人間として扱って貰えない現状にイライラした。
長くそこに住んでいる利用者は口を揃えてこう言う。
「こんな私でも、雨風しのげてごはんが食べられてお小遣いも貰えるなんて感謝だね~」
穏やかにそう言いながら
周りも共感し頷く。
私は、そんな感謝の言葉を聞くのが心底嫌だった。こんな所1日も早く出てやる!そう思っていた。
もちろん、感謝する部分はある。
手続きごとをやって貰って当たり前とも思っていないし、自分で出来ることは極力お願いせずに自分でやってきた。
私は感謝と暴力は混同したくない。
分けて考えているので、自分が感謝したい部分にはありがとうと言う。でも、暴力的な支配には感謝は出来ない。
だから、全てに感謝はしない。
支配されている環境であっても、何をされても良いとは思わない。
自分が無力だとも思わない。
支援者の奴隷にはならない。
思考は乗っ取られたくない。
嫌なこと、無理なこと、出来ないことは断りたい。
良いと思うもの、感動するものは自分で決めたい。
そんなの当たり前のことだ。
だから、私は自分を「こんな私を」と
言わない。言いたくない。
国は公的責任を放棄し民間へ丸投げしている。結果、自分を卑下する弱者と呼ばれる人達が増えた。
日本の福祉は、民間へ任せっきりで本当に大丈夫なのだろうか?
日々、新たな弱者が作り出され日本人は闘えない民族になってしまった。
人の良さという弱みに付け込まれ、対立を好まず、強い主張に反論せず、茹でガエルのようになり「こんな私が…」と言い出す。
私は、嫌なものには嫌だと言い、おかしいものにはおかしいと言って、ケースワーカーに基地外扱いされたが、それでいい。
魂を差し出し
奴隷になるのは嫌なだけだ。
私が今でも思い出すのが、女性相談センターから病院へ移る日の職員さんの涙…
私のその後を全部お見通しだったのかなぁ…と、考えると本当に恐ろしくなる。
今後大変な事があるだろうけど…と言った言葉を思い出していた。
本当に大変だった。
バカみたいに大変だった。
知ってたなら泣かないで
教えてくれよ!!!
と、思ったよね 笑
「女性相談センター」から病院に移る日
私はソワソワしていた。かなりストレスが溜まっていて、朝ごはんの食パンをギュッと握ってカッチカチにしたものを食べて安定を保った。
イライラの原因は分かっていた。
お風呂に備え付けてあるリンスインシャンプーが、食器用洗剤かよ!という位泡立ちはいいが、髪の毛がパサパサになっていた。「アロエ」って書いてあったけど絶対嘘だ!!!
ドライヤーは職員室で貸りることが出来たが、ブラシがないので髪は手ぐしで整えたが、ボサボサすぎて、当時、肩下位の長さだったので、職員に輪ゴムをもらって結んでた。
化粧水もないので肌も乾燥でガサガサ。
もう自分の姿を鏡で見るのが苦痛だった。あーぁ…
シェルターを出て病院へ職員と歩いて向かう。
病院へ同行してくれる職員は事務的な方で、お互いにほぼ無言だった。
嬉しかったことは
スマホを返して貰えたことくらいか。
診察もなく病室へ案内された。
職員が全ての手続きを終わらせた。
あまりにも早い。
この病院は何かがおかしい。
直感でそう思った。
看護師さんが病室に来て
採血をして出ていった。
その時は、自分の脳の中の混乱を整理する必要があった。
もう嫌だ!!と心の中で何度言ったか分からない数週間だった。
もうタヒにたいと何度も思った。
でも、今生きている。
私は、乗り越える力はその人の持つ性格の図太さにあると思う。
タヒにたいとふと思うことは誰にでも経験はあるだろう。
それを打ち消す方法は人それぞれだと思うが、私はとにかくおもしろいか、おもしろくないかで決める癖がある。
今、私がタヒんでも友達は笑ってくれないだろう…それは、おもしろくないな!
そんな軽いノリだ。
この図太さは、私の誇れる武器だと思っている。強がりとかではなくタヒぬなら笑ってタヒにたい。
火葬の時はなんとなくこの前奏がいい。
終わりと始まりみたいな感じ!Coldplayのコアなファンではないので、選曲はまた気分で変わると思うww
骨を拾う時は、フリーのベースがいい。
このオッサンはとにかく最高だ。
私は、音楽とゲームとマンガに救われてきて、そのコミュニティがあったから生きてこれた部分が多い。
何かに特化した変な大人と呼ばれていた人達に学んだことは、人生でとても役にたったし、生きる力にもなった。
残念ながら、子供の頃過ごした施設では、全ての子供に笑顔を!可哀想な子供達を救う!等と声高々に語る支援者の言葉は薄っぺらだったし、表面にでてくるアクのようなものだから捨ててきた。
支援という構造と枠組みからは、人生の学びは何ひとつ得られなかったのは残念なことだ。何ひとつ役に立ってない。
果たして、それらを支援と呼べるのだろうか?
スマホを返して貰った私は、早速入院当日に新しい友人1人だけにヘルプを出した…
デストピアシリーズ3
病院編~自立支援
次回へ続く…
まったねー!
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