読書記録㉖「鴨川ホルモー」

万城目学著
鴨川ホルモー

職場で勧められて購入。
以前読んだ、森見登美彦の夜は短し歩けよ乙女にテンポが似ていると感じた。
設定がおもしろくて、いかにも映像化に向いている、ファンタジー寄りな展開。

主人公がそのへんにいそうな大学生なので仕方ないけど、全然好きになれないタイプで、ダメすぎるところが逆に魅力的なのか?
登場人物のキャラ付けがわかりやすいのもよかった。サクサク読める。

「ホルモー」という名前で興味を引っ張って、読んでいくうちにその世界に引きずり込まれ、本当に「ホルモー」があるのでは?という気持ちにさせられた。ちょっと不思議な世界観が好きな人にはオススメ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?