読書記録⑭「マンガでわかるLGBTQ+」

著:パレットーク マンガ:ケイカ

帯には”「知らなかった」を言い訳にして、誰かを傷つける時代を終わらせよう、LGBTQ+の入門書!”とある。
パレットークさんのSNSでの発信は、当事者としても共感できる部分が多かったのと、
子どもに関わる仕事をしているので、中高生向けにいいかな、と思い職場で購入した。

読み終えてまず、私の母にも読んで欲しい、と感じた。
日々どれだけ私が傷ついているか、とてもわかりやすく伝えられると思う。

「良かれと思って」してくれたことに傷つく、何気ない一言に傷つく、どれも心当たりがあることばかり。
LGBTQ+の人達だけでなく、全ての人たちが「自由な選択」という幸せを手に入れられる社会をめざして、何が出来るのか?

パートナーシップがあるなら同性婚ができなくても問題ない?オカマって言われても本人が笑ってるんだからいいじゃん!など身近な内容で、「LGBTQ+?考えたこともない!」なんて人たちに向けてもわかりやすく書いてくれている。まさに入門書。

この本を通じて、LGBTQ+の抱える問題について考えてくれる人が増えたら嬉しいな。

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