読書記録⑤「魚たちの離宮」

長野まゆみ著
魚たちの離宮

ブックカフェにて、懐かしい名前を見つけて手に取った。
中学生の頃によく読んでいた長野まゆみ作品。
久しぶりに読んでも文章の美しさが心に沁みる。
ノスタルジックで幻想的な文章に惚れ惚れする。
少年たちの切ない交流が印象的。
ちょっと不思議でちょっと哀しい。長野まゆみワールドは静かな昼下がりに心地好い。