読書記録⑩「元彼の遺言状」
新川帆立著
元彼の遺言状
友人から勧められて読んだミステリー小説。
お金が大好きな女性弁護士が、元彼が残した奇妙な遺言状をきっかけに殺人事件に巻き込まれていく。
私はミステリー小説を推理しながら読まないので、「犯人は誰か?」は最後のタネ明かしでなるほど〜となったのだけど、犯行動機や肝心の遺言状の謎は、ちょっと肩透かしというか、もうひと捻り欲しかったな…という感想。
大きなどんでん返しもなく、後味はいいけれど、少し物足りないような…。
ただこのへんは好みなので。
主人公の女性弁護士が、お金が好きでちょっと人の気持ちがわからない、という設定が面白いキャラクターなので、シリーズ物で次回作があれば読んでみたいと思う。
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