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川上きららの脳内ブログ!あいさつってむずかしいね〜【19歳2ヶ月15日目】

昔々のことを思い出しました。
私は小さい頃なかなかあいさつができない子だったなぁと。

何歳の時の出来事だったかは忘れてしまいましたが小学校入学前くらいの年齢だった気がします。

朝はおはようございます。お昼はこんにちは。夜はこんばんは。時間によってあいさつが変わることはしっかり知っていました。
かなりの恥ずかしがり屋だったため蚊の鳴くような声だったとは思いますが、頑張って声を発してあいさつをするよう心掛けていた時期でした。なぜならもうすぐ小学生だから。

ある日の午前11時頃、私は父と一緒に家の近くを歩いていました。
すると、顔見知りのマンションの管理人さん(ジャムおじさん似)に会いました。

あいさつチャンス到来!さあ頑張るぞ!(父も、がんばれ〜的なこと言ってた気がします…)

私はまだ朝の気分だったし、午後12時以降がお昼だと思っていたので自信満々に「おはようございます!」と言う準備をしていました。
(おはようございます、おはようございます。)と心の中で唱えて準備をして…

今だ!と思い口を開くと、管理人さんはいつものにこやかな笑顔で
「こんにちは!きららちゃん!」と。

なんてこった。臨機応変な対応はこれっぽっちも身についていない私は開いた口が塞がらぬ。
口をぽかんと開けて目をぱちくりさせるだけの私の隣で、父も管理人さんに「こんにちは!」と。

心の中の私はとても騒がしく(11時ってもうお昼のあいさつなの⁉︎)(こんにちはって言われたのにおはようございますって言うのは変だよね?)(数秒経って今更こんにちはって言うのも変かな…)(じゃあ何時までがおはようございますなんだ…)(あいさつできない子だと思われたな〜…)

正解を見つけられなかった私はもうその場では一言も発せず、管理人さんと別れ、落ち込みながら父と歩きました。

そのあと父に「最近あいさつ頑張ってたのになんで今日はこんにちはって言えなかったの〜?」と聞かれたので、「おはようございますかこんにちはかわからなくなった」と言ったら、「どっちでもいいんだよ!」と!

えー!そうだったの!!って感じでその時ひとつ学びを得ました。

母のそばから離れず口をつぐんで目も合わせないようなベイビー時代に比べたら、あいさつをしようという心意気だけでも立派な成長ですよね…。(19歳の私目線…。)

難しく考えないでいいのだなぁと。
元気に言えたらいっかぁ、と。
次はいいあいさつができたらいいなと、そのとき学んだ感情をよく覚えています。

でも元気にとか大きな声でとかは自分にはかなり難しいとその頃から思っていて、小学生になってからも試行錯誤を重ねました…
(剣道場に入るときの「こんにちは!!」も何度やり直したことか……)

残念ながら今でも臨機応変さは身についていませんが、ここ数年であの管理人さんのようなにこやかな笑顔で明るくあいさつができるようになりましたよっ!
お父さん見てるかーい!!



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最後まで読んでくれたあなたには川上から最大級のありがとうを贈ります!!
感謝感激きらきら星!!🌟

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