ゴールドメダリストさま12

「今でもいちばんはっきり思い出すのは、家馬車の後ろに腰掛けてたあたし。赤い服を着て、前へ前へと遠ざかっていく道路を見つめていたあたしだ。六歳だった。短髪。ナイフでごりごり自分で切った。ほかにどうやって伝えたらいいかわからないから、おまえにこうやって話しておくんだ」
1930年代、ナチスの影におおわれたスロヴァキアでファシストに家族を惨殺され、祖父とともに辛くも生き延びたジプシーの少女ゾリ。音楽を生業とする仲間との旅暮らしのなかで、歌にのせる言葉を紡ぎ出す楽しさを知った彼女は、ジプシーの掟で禁忌とされる読み書きをひそかに習い、天賦の詩の才能を開花させていく。そして戦後、社会主義政権下のブラチスラヴァで、ゾリは、革命詩人ストラーンスキーとイギリス人の翻訳家スワンに見いだされ、「完璧なプロレタリア詩人」として一躍文壇の寵児となる。
詩を愛し、言葉の力が世界を変えると純粋に信じていた彼ら。しかし50年代のチェコスロヴァキアに訪れた政治的変化は一人ひとりの運命を狂わせていく――。
激しく揺れ動く東西ヨーロッパの戦後史を生きた、ひとりの女の人生をあざやかに描く長編小説。
気鋭のアイルランド人作家がジプシーの詩人パプーシャの実話に着想を得て、渾身の力で書き上げたこの物語は、英語圏で発表と同時に大きな反響を呼び、世界20カ国で翻訳出版が決定した。

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①ドイツがチェコを乗っ取る前までは、ロマでも5歳までは健康診断を受けてもらえた(そのため5歳過ぎても文字を習わない風習を利用して、長老クラス39歳は読み書き出来ても、文字書けないフリをしてバツ3つのサインで7歳くらいの子供を健康診断に通わせた。子供はサインの代わりに指の指紋でハンコ)

②ロマに取ってはフリンカ親衛隊もゲシュタポも同じ。どっちからも迫害を受けるから変わらない。

③ドイツがチェコを乗っ取った時、新しい法律が出来て、ロマは正午から2時までの2時間しか町や村に出入りできなくなった。日によってはその時間帯さえ出入り禁止になった。

④ロマってだけで伝染病を持ち運んでいるという罪を着せられて牢屋にぶち込められるのはよくある出来事だった。

⑤バスや電車の中でロマが捕まった場合には足腰が立たなくなるまで袋叩きにされた。

⑥通りをぶらぶら歩いていたら捕まって、労働キャンプに送られて、来る日も来る日も丸太割り。

⑦ロマは動物が立てる音を聞き分けられるように訓練を積んでいる(読み書き習わない伝統の代わりに耳がよく暗記能力が非常に優れている)
戦争間近になってからはジープやタンクとかの荷台にかけた音やトラックの隊列、軍隊の車両が走る時の音を聞き分けられるようになった。

⑧ロマは仲間意識が高く、ロマならば家族として暖かく迎える。

⑨迫害差別を受けているからマルクス主義についてロマ同士で結構ディスカッションのテーマになっていた。

⑩ドイツがチェコを乗っ取ったチェコにいるロマは、みんな曲がりくねった道をぞろぞろ歩かされたから、チェコにいたロマの方が酷い目に遭っていた。

11、ロマは修理の仕事とか今で言う便利屋さんみたいなことも結構やっていて、お金の代わりにご飯やラジオをもらうこととかもあった。ラジオは人気だった。

12、ファシストに家族を惨殺されたって言うともっと酷い目に遭うから、そのことは子供さえ隠すように教育されていた。

13、ロマは頭良い人だとロマニ語、スロヴァキア語、チェコ語、マジャール語が流暢レベルでポーランド語も多少出来たマルチリンガルだけど、流石にロマの中でも長老クラスの頭良い人。

14、ラジオはロマニ語は当たり前のようになく、ポーランド語やスロヴァキア語でニュースを聞いていて、ロマニ語の番組はなかったからラジオから仲間のロマがどうしているかを教えてくれる番組はなかった。

15、チェコがドイツに乗っ取られてしばらく経つと新しい法律が出来て、楽器と名のつくものを演奏するには許可証が必要になった。ハープを弾けなくなったから、それで収納箱にハープを収めて地中に埋めた。

16、フリンカ親衛隊が家馬車を立ち入り検査するのはしょっちゅうだった。社会主義を支持しているのをバレないようにマリア様の絵やマットで隠していた。

17、ロマの娘にとって唾を吐きかけられるのはこの上ない侮辱行為だったらしいけど、フリンカ親衛隊はワザとそれをやっていた。(その伝統を知っていたらしい)

18、ロマの家馬車の馬が死んだら糊工場に連れて行かれた。どうも糊の材料になったらしい。

19、ロマは流れる川以外(お風呂で身体を洗う)以外は許されない伝統が当時はあったらしい(今は知らない)そのせいでシラミだらけ。

20、この時代は、チェコ、ポーランド、ハンガリーのロマは牢屋に入れられて音楽も取り上げられて酷い仕打ちを受けていてスロヴァキアにいたロマはまだラッキーだった。

21、ロマはホドニーンやレティやペチチの労働収容所に連れて行かれた。


22、紋章には強い意味があったのをロマは知っている。


23、収容所のガス室の遺体は、チクロンBのせいで髪は全部茶色になっていた。収容所には鉄条網に人間の皮膚の小さな破片が引っかかっていた。ロマの人毛でスリッパが作られていた。


24、ここまで酷い状態になると手作りの歯ブラシを娼館で売るとかくらいしかお金を稼ぐ方法がロマにはなかった。

25、ドイツ兵には金髪が多かった。(髪を染めていた)フリンカ親衛隊を支援するためにドイツから兵隊の数も増えていた。意外にもドイツ軍兵士はロマニ語がわかったりしていたらしい。

26、その時代はドイツの操り人形だったティソ大統領閣下にバンザイって言わなきゃいけない時代だった。そして、それからいざというときには、パッと手を挙げて『ハイル・ヒットラー』ってやらなきゃいけなかった。


ちょっと関係ないけどアフリカ難民も結構イタリアに行っていて
やはりイタリアは闇が深いです…
しばらくしたら調べてみますヽ(;▽;)


🥇さま、私の本棚の日本語訳ない奴を読んでくださいヽ(;▽;)コラム・マッキャンは日本語版は私が全部読みますヽ(;▽;)
難問本で有名で隠れメッセージてんこ盛りのため
ちょっと彼は英語で読める自信ないですヽ(;▽;)
もう少し英語上達したらチャレンジしますヽ(;▽;)日本語版でさえ難問本だから読む人全然いないコラム・マッキャンですが
あなた様のお仕事の役に立つ方ですヽ(;▽;)


一旦疲れたので、環境コンサルタントのyoshさまがクーちゃんの講演を見つけて紹介してくださったので、是非観てください🥹🙏💓


クーちゃんに憧れている人沢山いるけど
クーちゃんがNYの信号システムを開発したことはお嬢じゃないと知らない情報みたいなんですよね…。。。
自分のスキルで実力でエリートになった人って、友達みんなエリートだけど若い人ばかりだから
なんか、この手の情報はお嬢の方が詳しいらしいヽ(;▽;)

SAPのドクター👨‍⚕️に『君を雇う1番のメリットは美味しいネタ沢山持っていること、そして君のお父さまに評価されたらビジネスにめちゃくちゃに役に立つスキルアップに、ビジネスのステップアップに役に立つのに、殆どの人は君に『凄い🥹💓🙏』って言われるのが気持ち良くて気持ち良くて自慢止まらないらしい👨‍⚕️エリートってこんなもんなんだよ👨‍⚕️Google japan役員を友達に持っている僕からしたらGoogle従業員は腐るほどいる👨‍⚕️❗️エリートたちもちょっと冷静になれば美味しいネタてんこ盛りってわかるはずなんだけど、自慢気持ち良くて仕方ない👨‍⚕️『バカ嫌い👺』って言われまくって愚痴られまくって、君は『お前は親と姉は凄いけどお前はただのお嬢👺だけど、その家系のお嬢に凄いって言われる僕たちって流石俺たちスゲー👺』って言われまくって自慢オンパレードされまくっていたけど、僕みたいな人からしたら君を雇う1番のメリットは美味しいネタてんこ盛り👨‍⚕️エリートってこんなもん👨‍⚕️』

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