島根を思い出させたカタログサイト

日々の記念日を見られるサイト「こよみる」を愛読している。「今日は〇〇の日でね、具体的にいうと…、ほかにも△△の日でもあってね、具体的には…」といった感じに紹介されているのを読むのが、雑学の寄植えを愛でるようでとても楽しい。

日々と結びついたこのサイトのいいところはなんといっても今日読むべきページは「今日の記念日ページ」だけでいいところ。1ページくらい3分あれば読める。毎日忙しいけどさ。3分くらい割けるよね。でさ。そんな小さなことでも、毎日続けるといつの間にか366日分の記念日雑学が身についてしまう(かもしれない)わけだ。すごくない?

それでね、今日はなんの日かとこよみるを開いてみたの。

記念日は7つ。
6つ目で目が止まった。

出雲ぜんざいの日。
そうなんだ。知らなかったなあ。勉強になるね。こよみるは。

**

数年前。退職する意志を固めた。この会社この先駄目だろうなあ、と直感する出来事があったからだ。そうだどこか遠くへ行こう!今日は金曜日だしちょうどいいじゃん!

朝の段階で、どこへ行くかはまだ決めてなかったけど、着替えとなにかの役に立つかもと一眼レフカメラも、クルマに詰め込んで出社。日が暮れる頃に退社。インター近くのニトリで簡易的な寝袋を手に入れそのまま高速へ。

行ってみよう。出雲大社。

クルマで気軽に行ける射程範囲は本州内。北もいいけど季節は冬。現実的ではない。だったらと西を選んだ。うさぎが好きだから因幡の白兎でも見に行こうかなってのもあったかもしれない。

埼玉からは840km
3桁で収まっているからセーフ
休憩や仮眠しつつ14時間弱で到着!



蒲の花を摘んできて寝転ぶとよいだろう 


うさぎ像、本当にたくさんあって、厳選に厳選してのこれ。リアルな造形かと思ってたけど、可愛らしい姿のうさぎばかりで眼福でしたわ。

お参りを済ませ帰路に。

それにしても、神社の境内だけでなく、その周辺にまでうさぎは波及しているようで。



フードサンプルの隣にまで

 
でね
ウロウロしてたらお腹空いちゃって
いろんなお店があったんだけど

こちらのお店に入ってみた


美味しゅうございました!


せっかく島根に来たんだから見に行きたい場所があったんだよね
そのきっかけがこの本

「灯台はそそる」ってタイトルがそそる

灯台は全国に約3000基存在するが、観光客として一般人が登れる灯台はわずか16基。そのうちの1基がここ島根に。地上からの高さが日本一だそうで、そそる。



当時はそこまで気に留めてなかったんだけど、今回このnoteを書くに当たって過去の写真を引っ張り出してみたらこんな写真がでてきてね

11月1日は灯台記念日

11月1日は灯台記念日!

この記念日も知らなかったな
記念日といえば…こよみる(ココスといえばジャンボハンバーグ!みたいな)

載ってるかな?

載ってた

期待して、期待通りだと、うれしいね

この手のカタログサイトに載ってる情報(平たくいえば雑学)ってほぼほぼ雑学のまま頭ん中に収納されて終わりなことが多いと思っているんだけど、実はそんなことなくて、きっと心ん中にこぼれ種が蒔かれてるんだろう

**

子どもの頃、家には辞書や図鑑があふれていた。読めと言われた覚えはない。勝手に読み漁っていた。

そのせいか辞書や図鑑の類は好きで本棚を静かに埋めていく。

わたしも、趣味と実益を兼ねてブログやサイトを運営している。カタログサイトもいつかつくってみたいと思いつつ、まだ形になっていない。

いずれでは駄目なのです。 いずれでは、ハイター様が死んでしまう…

辞書や図鑑を編纂してきた人たちにも、インターネットをつくってきた人たちにも、なにか恩返ししたいって気持ちはずっとある

カタログサイトってつくり手が前面にでてくるものではないのに、編纂を積み重ねてきてにじみ出る、隠しきれない味わいがあるよね そういうものをつくりたい


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?