鎌倉隧道めぐりしたくなったのは


鎌倉小旅行

先日小旅行で鎌倉を訪れた。目的地の一つのカフェを目指して、鶴岡八幡宮の参道・若宮大路を南下し県道311号鎌倉葉山線に入る。

怪しげな空模様に追い立てられて急ぎ足で進んでいたのだけど、ある看板に目を奪われ足が止まり写真を撮っていた。

この先 名越隧道

隧道とはトンネルのことだ。同義として扱われることも多いが、隧道のほうが古く狭く危うい香りを感じさせる存在のように思う。

隧道の看板に反応してしまった理由は2つ

ひとつは、以前から道に関する本(国道、高速道路、廃道)で隧道について知って興味を持っていたこと。最近読んだ廃道をテーマにした漫画「はいどう!」でも隧道を扱っていたこともあって関心が強まったんだよね。

もうひとつは、鎌倉の地域情報サイト「鎌倉PRESS」。このサイトは公開されたときから注目していた。メインコンテンツのひとつに「切通・隧道」を据えたことを面白いと思ったのだ。鎌倉は三方を山に囲まれた地形であることから切通・隧道も多いんだそうな。

たださ。多いと言ってもたかが知れているでしょ。専用ページつくるほどでもないよね。と思ってた。これを見るまでは。

ほんとに多い。立ち並ぶ隧道フォトギャラリー。みんな違ってみんないい。こうしてみると個性があるね。隧道クイズできそうだ。

狂気の切通・隧道コンテンツ。こういうのに触れるとおしまい。魅せられてしまう。

鎌倉で隧道の看板見つけたら、足止めちゃったのも仕方ない。

攻略本で確認すればいいやと思ったら…

結局、名越隧道は見に行かなかったんだよね。雨予報だったこともあって過度な遠出は控えたかった。なにより「鎌倉PRESSという名の攻略本があるからあとで確認すればいっか」という怠け心がでてしまったのが大きい。

旅行後、鎌倉PRESSを開いて検索窓に「名越隧道」を打ち込むも、404 not found... 「名越」にすると切通は出てくる。けれどそっちじゃない。隧道!隧道を見せて…ほしかった…

未収録なのか、敢えて載せてないのか、はわからない。責めたいわけでももちろんない。

責められるべきは行くのを怠ったじぶん

気になったのなら見に行こう

たいした距離でもなかったのだから行くべきだった。

妙な引っかかりをつくってしまった今回の一件。今度は切通・隧道特化(?)旅行してみたいね。

もちろんここを参考にして。


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