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#12 ファンを増やす

※トップ写真は内容に関係ありません。
 (かみね公園@日立市)


ご無沙汰しております。

先週末11/28(土)〜29(日)に『第96回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会《1次ラウンド》』が行われました。

我らがブルドッグス、2回戦でB3の東京エクセレンスさんに2点差で惜しくも敗退となりました。

いや〜、感動しましたね。

昨シーズンまで現役として、キャプテンとして、不安やプレッシャーで試合を楽しむ余裕なんてありませんでしたが、現役引退後初めて、しかもテレビ越しでの試合観戦となりました。

Twitterにも書きましたが、脇汗かきながらトイレに行くのを忘れてしまうぐらい、第三者として容易に見れるような試合ではありませんでした。

そして、心震わされました。


私自身、最近までチームの内側にいた人間なのでチームに対しても、選手個人に対しても思い入れが強いというのもありますが、この試合を見たことをきっかけに、少なからずブルドッグスを応援したいと思ってくれた方はいらっしゃると思います。



どうやって応援されるチームになるのか?
どうやってファンを増やすのか?


ふと考えてみました。

プロではなく実業団だとしても、会社のお金で活動させてもらっている以上、自分たちだけハッピーになるのはダメで、社内の方々はもちろん、社外の方々にもファンになってもらい価値ある存在になるべきと考えます。

チームを応援するきっかけって人それぞれで、私は小学生の頃、中日ドラゴンズのファンクラブに入っていました。(地元が名古屋だったから)
人によっては強いチームが好きというのもあるでしょう。

だけど、今はネット社会となりどんなスポーツでも、どんなカテゴリーでも、どんな試合でも誰でも簡単に見れるようになり、地元チームだから応援される保証はないように思います。

だからと言って、単に強いチーム、結果が出ているチームが応援されるってのも違うのかなと。

単純に『日本一になったチーム』ってよりも
『一度死にかけたのにここまで這い上がってきたチーム』って方が、なんか応援したくなると思ってみたり、

単純に『MVPとった人』より『大怪我を乗り越えてチームを優勝に導いた苦労人』って方が、人の心にグッとささるよな〜と思ったり。

ブログやネット記事、TwitterなどのSNS、YouTubeなどの普及により、結果だけでなくチームや個人のプロセスが情報としてどんどん入ってくるようになりました。
チームや個人のこれまでのプロセスを知ることで、今までの見方が変わったりすることもあります。

もっと言えば、発信するにしても順風満帆な部分だけ切り取って知ってもらうのは非常に勿体ない。


“沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり”


どん底に落ちたものの這い上がってきたというプロセス、その【物語】を包み隠すことなく、外部に発信し知ってもらうことが今後益々重要になるはず。


そういった【物語】に人々は心動かされ、

応援したい!
もっと見たい!
私も頑張ろう!
いつの間にかファンになってた!


そうなったらやってる方も見ている方もみんなハッピーじゃん?と思う次第でございます。



寒くなりましたね。
体調管理しっかりしましょうね。

それではまた。

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