見出し画像

今更聞けない!うさぎがシンボルのお祭り「イースター」ってなに?

たまぎ

最近ちらほらと名前を聞く春のお祭り、「イースター」。
モチーフにうさぎが使われていることが多く、
うさぎ好きとしては気になるイベントですよね。
今回は、「イースター」とはそもそも何をお祝いするお祭りなのか、
なぜうさぎがモチーフに使われているのかについてまとめてみました!

◆イースターって何?

たまなに

イースターは海外発祥のお祭りで、
イエス・キリストが復活したことを祝う日です。
そのため、日本では復活祭と呼ばれることも。

また、長くつらかった冬がようやく終わって、
雪が溶け、動物たちが元気になっていく「春の訪れ」を
祝福するイベントでもあります。

つまり、宗教的な発祥を持ちながらも、
キリスト教にあまり詳しくない人でも
春のお祭りとして気軽に参加できる日なんですね!

イースターのお祭りでは、
大人は豪華なお肉料理やお酒などのご馳走を楽しみ、
子供たちは後述するエッグハントなどの
イースターの遊びを楽しみます。
特にイースターの遊びは多岐にわたり、

・エッグ&スプーン
柄の長いスプーンの上にたまごを乗せて競争する。
グラグラと不安定に揺れるたまごを
スプーンから落としてしまうと失格。

・イースターボンネット
帽子にイースターをイメージしたさまざまな飾りつけをし、
完成した帽子をかぶって町を歩く遊び。
飾りつけには子供のセンスや個性があらわれる。
(同じように、イースターエッグを入れるバスケットを飾り付ける場合も)

・エッグローリング
坂の上からイースターエッグを転がす。
一番最初に坂の下に着いた人が勝ち!

などなど、日本でもついマネしたくなってしまうものばかり。
今年のイースターの予定が空いていたら、
挑戦してみるのも楽しいかもしれませんね!

◆イースターとうさぎとたまご

tたまご

このように、「命がよみがえったこと」に対して
喜びと感謝をあらわす日であるイースター。

うさぎはたくさん子孫を残すことから、
命や繁栄、春を象徴するものとして、
同じように命を象徴するものであるたまごとともに
イースターのシンボルになっており、
それぞれイースターバニー・イースターエッグと呼びます。

欧州では各地にイースターとうさぎに関わる伝説があり、
「イースターの前の日の夜、
イースターバニーがおもちゃやイースターエッグを
バスケットにいっぱい入れて、子供たちの家を訪れる。
そして、子供たちのためにプレゼントを隠していく」
というものが最もメジャー。

つまり、イースターに現れるうさぎ・イースターバニーは、
クリスマスのサンタさんのように、
子供たちにプレゼントを持ってきてくれる存在なんですね。

でも、このイースターバニーが
カラフルでかわいいイースターエッグを運んできてくれるのは、
サンタさんと同じく、良い子にしていた子供にだけ。
なのでイースターの日の朝、子供たちは、
家や庭にイースターバニーのイースターエッグが隠されていないか
いっしょうけんめい探します。

これが「エッグハント」という、
イースターの日の遊びとして定着したようです!

◆イースターはいつ?

いつ

このように、海外発祥であるイースター。
しかし近年では少しずつ日本にも浸透してきていて、
デパートなどではイースターバニーなどを象った
お菓子が並んでいることもあります。
春をイメージしてかわいらしい色使いであったりもして、
うさぎ好きさんとしては見逃せませんよね!

そんなイースターは、実は毎年開催日が変わる
「移動祝日」というタイプの記念日です。
イースターの日は、
「春分の日以降の満月を過ぎた最初の日曜日」という
ちょっとロマンチックな設定になっています。
ちなみに、今年2022年は4月17日になります!

少しずつ暖かくなってきて、春めいてきたこの頃。
皆さんも、うさぎでいっぱいのイースターを過ごしてみてはいかがでしょうか?


講師:岸本

幼少期に訪れた動物園で白い毛のロップイヤーラビットを見て「天使みたいな生き物がいる!」と電撃が走って以来うさぎに夢中。
今では自他共に認めるうさぎ好きで、「うさぎの魅力を語っていたら聞いていた相手もうさぎ好きに」「プレゼントをもらう機会があると何も言わずとも皆うさぎグッズを買ってくる」「友人がうさぎ柄のグッズを見て「あっ、岸本さんだ」と言い出す」などのエピソードを持つ。趣味はうさぎのぬいぐるみ集め。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?