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【UiPath】繰り返し (Excel の各行)の使い方

最近UiPathのモダンアクティビティの使い方を調べているので、備忘録がてら
調べたアクティビティの内容をぼちぼちと記載していこうと思います。

今回は繰り返し (Excel の各行)アクティビティ。このアクティビティはプロパティの設定が主になるとおもうので、プロパティを軸に記載しておきます。

プロパティの内容

先頭行をヘッダーとする

この項目にチェックを入れると読み込んだ行先頭をヘッダーと認識する。
そのため、例えば先頭が商品名という名称の時はCurrentRow(”商品名”)と指定することで値を取得することなどができる

各行の後に保存

繰り返し (Excel の各行)アクティビティはCurrentRowの値を更新するとExcelファイルに反映される。この項目はどのタイミングで更新されるのかを指定している。チェックをいれると1行ごとの処理が完了した時点でExcelの保存を行うが、チェックを外している場合は、すべての処理が終了した時点で更新される。

予期せぬエラーでExcelの更新がされなかった場合に困るときはチャックを入れたりしてこまめに保存するようにする。

対象範囲

シートもしくは範囲で指定する。シートだけの場合、後述する空白行に対する動作が意図した動きにはならない(シートの場合は、シート全体を1つのデータとしてみていないためっぽい)

空白行に対する動作

以下4つのオプションを指定できる

  • StopAfterThreeConsecutiveEmptyRows →  3つの連続した空の行の後で反復処理を停止する

  • Stop → 行の反復処理を停止する

  • Skip → 空の行をスキップして次の行に移動する

  • Process → 空の行を処理する

ただし対象範囲をシートで指定した場合は、思った通りの動作にならない場合があるので注意



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